ミネソタ・リンクスのシェリル・リーブが、2026年のWNBAバスケットボール・エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。WNBA公式によると、獲得は2019年、2024年に続く3度目で、ダン・パドーバーの最多3回に並びました。同時にコーチ・オブ・ザ・イヤーも受賞し、同一シーズンに両賞を手にするのは2024年に続いて2度目です。この記録を2度達成した人物はリーブが史上初です。
13票対11票、僅差で決まった投票結果
投票は15球団の幹部が行い、各自が3人を順位づけして選びます。自分自身には投票できません。WNBA公式によると、リーブは13票を集め、11票のパドーバー(アトランタ・ドリーム)を2票差で上回りました。3位はゴールデンステイト・ヴァルキリーズのオヘマ・ニャニンで8票、続いてダラス・ウィングスのカート・ミラーが5票、ポートランド・ファイアのヴァーニャ・セルニベックが4票でした。
リンクスは33勝11敗でプレーオフ第1シードを確保しました。WNBA新記録となる18回のロード勝利を挙げ、7月11日から8月12日にかけて10連勝も記録しています。リーブは7月8日に通算380勝目を挙げてレギュラーシーズン最多勝のコーチとなり、シーズンを397勝で終えました。17年目のシーズンです。コーチ賞は通算5度目で、歴代最多記録を更新しました。ヘッドコーチと編成の最高責任者を兼ねる二重の役割が、今回の受賞の土台になっています。
ロスターの中身も数字に表れています。ドラフト2位で指名したオリヴィア・マイルズは満票で新人王に輝き、新人最多となる790得点を記録しました。ナターシャ・ハワードは44試合全てで先発し、オールスターでも先発に名を連ねました。
主力6人の流出から、首位まで駆け上がった冬
Yahoo Sportsによると、リンクスは前のオフに主力ローテーション6人を失い、多くのメディアがプレーオフ進出さえ危ういと予想していました。リーブはナフィーサ・コリアーらキャプテンを残し、ベテランのハワードを獲得し、ドラフトではマイルズを2位で指名しました。喪失を補強で埋めるだけでなく、新しい中心軸を作り直した形です。
過去の受賞年と並べると、この年の重みが見えます。エグゼクティブ賞はパドーバーが2020年、2021年、2025年を、カート・ミラーが2017年をそれぞれ手にしてきました。ミラーが2017年にコネチカット・サンで両賞を同時に獲得して以来、同じ偉業はリーブの2024年まで現れませんでした。リーブは2026年で、その偉業を自ら塗り替えました。
第1シードで散ったシーズンが、それでも評価された理由
リンクスはプレーオフ1回戦で第8シードのリバティに2試合で敗れました。史上初の第8シードによる第1シード撃破です。それでもエグゼクティブ賞の投票はシーズン全体の編成を評価する性格を持っており、13票という結果は、レギュラーシーズンの成果が短期決戦の結果を上回ったことを示しています。
ドリームのパドーバーに11票が入った事実は、ファイナル進出チームの編成も同じ熱量で評価されたことを意味します。それでも最後に勝ったのは、再建を33勝に直結させたリーブでした。リンクスのオフシーズンの焦点は、マイルズとコリアーの2枚看板の下に、ゴール下の厚みをどう足すかに絞られます。リーブがこの冬も補強の主導権を握る以上、2027年のリンクスは再び優勝候補の一角に入ります。
引用:https://www.wnba.com/news/cheryl-reeve-wins-2026-basketball-executive-of-the-year

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!




