ヨキッチ ナゲッツ

マルカネンを背負って放った一撃、ヨキッチが「頂点付近」と語る背面パスの正体

 

ヨキッチが、プレシーズン初戦で見せた背面パスについて「ほぼ頂点にある」と語りました。NBAが水曜日に公開したインタビューでの発言で、これまで数えきれないほどのハイライトを生んできた3度のMVPが、自分のキャリアの中でも最上位に置いた一本です。

マルカネンを背負い、コート反対側のコーナーへ

ClutchPointsによると、問題のプレーは10月4日のジャズ戦で生まれました。ヨキッチはベースライン付近でマルカネンを背負い、ノールックの背面パスをコートの反対側へ送ります。パスは複数のジャズの守備陣をすり抜け、逆サイドのコーナーにいたキャム・ジョンソンの手に届きました。ジョンソンはフリーでスリーポイントを沈めています。

受け手のジョンソンは、このパスについて「手を動かす必要がなかった」と語り、「驚くほど速かった」と付け加えました。受ける側が一歩も動かずに打てたということは、配球の精度が最高の水準だったという証拠です。

15分で7アシスト、数字にも表れた存在感

NBCスポーツ系のRotoworldによると、ヨキッチはこの試合に15分出場し、3得点3リバウンド7アシスト1スティール1ブロックを記録しました。デンバーは試合に敗れています。15分で7アシストは、2分強に1本のペースでチームメートの得点を演出した計算になります。自分で点を取らなくても試合を動かせることを、数字がそのまま示しています。

チームメートのアーロン・ゴードンも以前、このパスを史上最高クラスの一本だと語っています。ゴードンが強調したのは、他の選手なら思いつかないような好機をヨキッチが見つけた点でした。技術の高さ以前に、コート全体を見る視野の広さが生んだプレーです。

キャリアの名場面を自分で更新する男

ヨキッチ本人はこの一本を、自分のお気に入りのパスだと語っています。ハイライト級のアシストを積み重ねてきた選手が、そのなかで「ほぼ頂点」と呼ぶのですから、プレシーズンの一場面とはいえ価値は軽くありません。

この場面は、デンバーの2026-27シーズンを予告するものでもあります。ヨキッチがインサイドで相手を引きつけ、外の射手が確実に決める形は、ナゲッツ攻撃の核であり続けます。3度のMVPが自ら最高の一本に挙げた背面パスは、今季のナゲッツがどんな攻撃をするかを最もよく示す場面になりました。

このパスが特別なのは、状況の難しさにあります。ベースライン付近でマルカネンを背負った状態は、本来なら自分でターンして打つか、近くに落とす場面です。そこから逆サイドのコーナーまで、視線を送らずに通しました。守備陣の目をだましたうえで、受け手が打ちやすい高さと速さを同時に満たした一本です。

プレシーズン初戦は15分の出場にとどまり、得点は3点でした。それでも7アシストを残したことは、ヨキッチが得点を取らなくても試合を支配できる選手だという事実を裏付けています。オフが明けて最初の試合から、配球の感覚は完全に仕上がっていました。

受け手のジョンソンにとっても、この一本は大きな意味を持ちます。ヨキッチのパスは、受ける側が準備さえしていれば確実に得点へ変わります。コーナーに立つ射手がヨキッチの視野に入っている限り、デンバーのオフェンスは相手の守備陣形に左右されません。

引用:https://clutchpoints.com/nba/denver-nuggets/nuggets-news-nikola-jokic-behind-back-preseason-pass-ranks

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