WNBAは2026年のオールディフェンス・チームを発表しました。ファーストチームにはエンジェル・リース、エイジャ・ウィルソン、ライン・ハワード、シャキーラ・オースティン、ギャビー・ウィリアムズの5人が入り、決勝に進んだドリームとヴァルキリーズからはあわせて6人が選ばれています。守備で名を連ねた顔ぶれが、そのままファイナルの主役になる構図です。
ファーストチームとセカンドチームの顔ぶれ
ClutchPointsによると、ファーストチームはリース、エイジャ、ハワード、オースティン、ウィリアムズです。セカンドチームはソニア・シトロン、ジョーディン・カナダ、ブレアナ・スチュワート、ベロニカ・バートン、カイア・ストークスの5人が占めました。
ヴァルキリーズからはウィリアムズがファーストチーム、バートンとストークスがセカンドチームに入りました。ドリームからはリースとハワードがファーストチーム、カナダがセカンドチームです。決勝に進んだ2球団だけで、選出10人のうち6人を出したことになります。
- ウィリアムズ:ファーストチーム2年連続。通算3度目の選出で、守備NETポイントはリーグ2位の25。守備選手賞の投票でも2位
- バートン:セカンドチーム2年連続。守備ウィンシェア.212と守備NETポイント29はいずれもリーグ1位
- ストークス:セカンドチーム。1試合平均1.7ブロックはリーグ4位で、センターの中ではディフェンシブレーティング94.5が最良
リースの守備と、ヴァルキリーズのチーム守備
リースは9月27日にAP年間最優秀守備選手に選ばれました。FOX 5 Atlantaによると、ドリームの球団史上初の受賞です。リーグ史上初めて1シーズン500リバウンドに到達し、1試合平均12.3リバウンドでリーグ1位です。1試合26リバウンドとダブルダブル32回は、いずれもリーグ記録です。守備のリバウンドで相手の2本目の攻撃を断ち切る力が、受賞の根拠になっています。
ハワードもリースと並んで選ばれ、ドリームは同じ年にAPのオールチーム・セカンドチームへ2人を送り込みました。同じ球団の2人がAPのオールチームに入ったのは、ドリームにとって初めてです。攻守の両面で土台が固まったシーズンでした。
一方のヴァルキリーズは、個人よりチームで守備を築きました。リーグ最少の1試合平均75.1失点、リーグ最高の守備レーティング99.1がその数字です。ウィリアムズ、バートン、ストークスという3人の選出は、この数字の裏付けといえます。
決勝で試されるのは個の守備か、組織の守備か
ドリームの守備は、リースのリバウンドとハワードのスティールを軸にしています。ハワードは100スティールでリーグタイ記録を作り、134本の3ポイント成功はリーグ新記録です。守備から攻撃へ切り替える速さが、ドリームの得点源になっています。
ヴァルキリーズは、相手のシュートを難しくしてミスを誘う守り方です。ウィリアムズが「猫のよう」とナカセHCに評された動きで相手のパスコースを消し、バートンが相手ガードに圧をかけ、ストークスがリムを守ります。リースが取るリバウンドの数と、ヴァルキリーズが相手に打たせるシュートの質。どちらが先に崩れるかが、決勝のシリーズの行方を決めます。
オールディフェンスの10人のうち6人が立つ舞台で、守備の完成度が上回った側が優勝を手にします。

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