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なぜ加入3週間のグエイがファイナル直前のヴァルキリーズに欠かせない存在になったのか

 

ヴァルキリーズのセンター、アミナタ・グエイは、契約からわずか3週間でWNBAファイナルの舞台に立ちます。The IX Sportsによると、グエイがゴールデンステートに加わったのは2026年9月20日です。シーズン終盤に滑り込んだ控えの大型選手が、プレーオフの途中からセカンドユニットの形を変えました。

3分余りのデビューから、プレーオフのローテーション入りまで

グエイのWNBAデビューは9月22日です。オーバータイムの末に敗れたポートランド戦で、コートに立った時間は3分余りでした。それが今では、プレーオフ1試合平均10.8分の出場です。シーズンを通してチームにいるラエティシア・アミエールやジュスト・ジョシトよりも長い時間をコートで過ごしています。

ラスベガス・エーシズとのシリーズ第1戦では、第1Q残り3分23秒に投入され、エイジャ・ウィルソンとマッチアップしました。続く2試合にも出場し、ヴァルキリーズは今季初めて、セカンドユニットに本職のセンターを置きました。プレーオフ全体の成績は平均3.3点、2.5リバウンド、フィールドゴール成功率37.5%です。数字は派手ではありませんが、ゴール下で体を当てる役割を担っています。

ヘッドコーチのナタリー・ナカセはグエイを「違うタイプのビッグマン」と評しました。そのうえで「体を張れて、守備ができて、埋もれないビッグマンが必要だった」と語りました。

ワールドカップ準優勝から、WNBAの決勝へ

グエイの経歴は、短い出場時間とは釣り合わない厚みがあります。ベルリンで行われたFIBA女子ワールドカップで銀メダルを獲得したフランス代表の一員で、1試合平均4.7分の出場でした。2025-26シーズンのオフはスペインのカサデモント・サラゴサでプレーし、1試合18分の出場で平均10.3点、6.2リバウンドを記録しています。クラブでは主力、代表では控えという立場の選手が、WNBAではその中間の役割を担っています。

ゼネラルマネージャーのオヘマー・ニャニンは「彼女が出場するとは思っていなかった。うれしい驚きだ」と語りました。ギャビー・ウィリアムズはシリーズ第1戦のあとに、グエイについて「恐れを知らない。フィジカルで、本当によく働く」と述べました。チームの中心選手とフロントの双方が、起用の成功を認めています。

グエイ本人は「契約したのがとても遅かったので、出場することも、ファイナルに進むことも考えていなかった」と明かしました。さらに「3週間前には、WNBAにいることすら想像できなかった。今はファイナルでプレーしている。信じられない」と語りました。

ファイナルでグエイに課される役割

ヴァルキリーズが勝ち上がったのは、守備と高さで相手の攻撃を削る戦い方です。その中でグエイが担うのは、先発センターが休む時間帯の穴埋めに留まりません。相手のインサイドを消耗させ、リバウンドを拾い、味方の守備陣形を保つことが仕事です。ニャニンが語った「うれしい驚き」は、この役割をこなせる大型選手を終盤に確保できた事実を指しています。10分前後の出場でも、この役割が崩れれば第2Qや第4Qの序盤に流れが変わります。

ファイナルの相手はアトランタ・ドリームで、ここでもインサイドの攻防が勝敗を左右します。ナカセHCがグエイを使い続けているのは、点を取らせるためではなく、リードを守りながら試合を落ち着かせるためです。得点は2桁に届かなくても、グエイの10分間がヴァルキリーズの初タイトルを左右します。

引用:https://www.theixsports.com/the-ix-basketball-newsroom/wnba/valkyries-center-aminata-gueye

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