アトランタ・ドリームのデワナ・ボナーが、WNBAファイナルの最中に家族への思いを語りました。双子の娘たちは、母が優勝リングを手にする瞬間をまだ一度も会場で見ていません。ボナーは「今度こそ、これで決まってほしい」という趣旨の言葉で、3つ目のタイトルへの思いを明かしました。
プレーオフの数字と、ファイナル第2戦での働き
Athlon Sportsによると、ボナーは今季のプレーオフで平均11.0得点、5.0リバウンド、1.3スティールを記録しています。ファイナルはドリームが第2戦を取り、ゴールデンステート・ヴァルキリーズと1勝1敗のタイに持ち込みました。その第2戦でボナーはベンチから出場し、9得点4スティールを挙げています。
得点だけを見れば控えめな数字ですが、4スティールはヴァルキリーズが19個のターンオーバーを犯した試合の守備の圧力そのものです。ボナーはシリーズが動いた局面で、数字以上の仕事をしました。
ボナーはWNBAのオールスターに6度選ばれています。Winsidrによると、ドリームとの契約は8月下旬で、フェニックス・マーキュリーとのバイアウト合意を経て加入しました。今季が17シーズン目で、現役選手の中では最長です。準決勝リバティ戦の第1戦は、キャリア101試合目のプレーオフでした。
子どもたちが見てきた母の仕事
ボナーは2017年のシーズンを妊娠のため全休し、同年7月に双子の娘カリとデミを出産しました。娘たちは現在9歳です。ボナーが優勝した2009年と2014年は、どちらも娘たちが生まれる前のことです。母がチャンピオンになる姿を、娘たちは実際には見ていません。
ボナーは子どもたちについて「うちの子たちはいい子たちです」と語り、「母が何をしているのか理解しています」と述べました。年齢を重ねるにつれて関わり方も変わり、試合を応援し、帰宅する母を家で待つようになったと明かしています。そのうえで「今度こそ、これで決まってほしい」と、優勝への願いを口にしました。
Athlon Sportsは、今季がボナーの現役最後のシーズンになる可能性があると書いています。ボナー自身も2025年シーズンの終了後に、もう1年続けたいかどうかは見てから決めると話していました。17年を積み重ねた選手が、家族の目の前でタイトルを取りに行く物語が、今回のファイナルに加わりました。
ボナーの存在がドリームに残すもの
ボナーのキャリアは、ベンチから始まりました。Winsidrによると、ボナーは新人から3年連続でシックスマン賞に選ばれました。この記録は今もリーグで破られていません。アトランタでの役割もベンチです。キャリアの原点に戻った起用で、準決勝リバティ戦の第1戦では23得点9リバウンドを挙げ、第3クォーターに32対15で差をつける原動力になりました。
ライン・ハワードはボナーについて「DBがいなければ私たちは勝てない」と語りました。チームメートのこの評価が、数字に表れない仕事の大きさを物語っています。ファイナルのような短期決戦では、点を取れるベテランが控えにいること自体が相手の守備計画を狂わせます。
ファイナルは1勝1敗で、勝負は第3戦以降に移ります。第2戦で見せた4スティールの守備とベンチからの得点が続けば、ドリームは接戦を握れます。ボナーが娘たちの目の前でリングを手にするかどうかが、このシリーズでいちばん感情を揺さぶる軸です。
引用:https://sports.yahoo.com/articles/dewanna-bonner-issues-personal-statement-043200028.html

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