エンジェル・リース

リースが史上最速で通算1000リバウンド達成!ドリームがクラークのフィーバーを113-96で圧倒した記録づくめの一夜

 

WNBAに、また一つ忘れがたい記録が刻まれました。アトランタ・ドリームのエンジェル・リースが、6月20日にステートファーム・アリーナで行われたインディアナ・フィーバー戦で通算1000リバウンドに到達。しかもこれが「WNBA史上最速」での大台到達という、とてつもないおまけ付きでした。チームも113-96でケイトリン・クラーク擁するフィーバーを圧倒し、東地区首位の貫禄を見せつけています。記録と勝利が同時に転がり込んだ、リースにとって最高の一日になりました。

79試合での到達、ティナ・チャールズを10試合も更新

リースが1000リバウンドの大台に乗ったのは、第3クォーター残り4分29秒の場面でした。これがキャリア79試合目での到達で、これまでの記録保持者だったティナ・チャールズを10試合も上回る、文句なしのWNBA最速記録となります。リバウンドという地味で泥臭く、それでいて勝敗を大きく左右するプレーで歴史に名を刻んだことには、特別な意味があります。

この日のリース個人のスタッツは18得点8リバウンド。あと2本のリバウンドがあれば、キャリア60回目のダブルダブルというところまで迫っていました。試合後、リースは「リバウンドは思っているより難しいと、みんな気づいていないと思う」と語り、自らの継続性に静かな誇りをのぞかせています。淡々と数字を積み上げてきた選手だからこそ、説得力のある言葉です。

チャールズが築いた金字塔と、リースが塗り替えた速度

これまでWNBAのリバウンド史を語るうえで、ティナ・チャールズの名前は外せない存在でした。長年にわたりリーグ屈指のリバウンダーとして君臨し、通算リバウンド数でもトップを走ってきた選手です。そのレジェンドが持っていた「1000本到達までの最速試合数」を、プロ入りからまだ日の浅いリースが塗り替えた事実は、彼女の独特なリバウンド技術が本物であることを物語っています。

リースはシカゴ・スカイで鮮烈なデビューを飾り、ルーキーイヤーから圧倒的なリバウンド数を記録してきました。2026年シーズンからアトランタ・ドリームに新天地を求めましたが、その勢いはまったく衰えていません。むしろ強力なチームメートに囲まれたことで、リバウンドという武器がより際立つようになった印象すらあります。

全員バスケで100点超え3連発、ドリームの本気度

この試合で光ったのは、リースの記録だけではありません。ドリームはインディアナ相手に2試合連続で先発5人全員が2桁得点を達成しました。ライン・ハワードが3ポイント4本を含む24得点、アリーシャ・グレイが22得点、ナズ・ヒルモンが19得点、そしてジョーディン・カナダがターンオーバーゼロで12得点12アシストという完璧な働きを見せています。アトランタはこれで3試合連続100点超え、直近5試合で4度目の100点ゲームです。

一方のフィーバーは前半に約8割という驚異的なシュート成功率で食い下がりましたが、第3クォーターにわずか15失点へ抑え込まれて失速しました。クラークは26得点7アシストと奮闘したものの7ターンオーバーを喫し、アトランタに19個のターンオーバーから20点を奪われたのが最後まで響いています。カール・スメスコ指揮官が後半の守備修正を勝因に挙げているように、その修正力の高さが首位(10勝4敗)の支えになっていることがうかがえます。クラークとリースのライバル対決は、今季もっとも面白いカードへと育ちつつあります。

次戦は新興トロント・テンポ戦

勢いに乗るドリームは、次戦も本拠地ステートファーム・アリーナで戦います。相手は今季からリーグに加わったトロント・テンポ。月曜日に予定されているこの一戦で、リースが新たな記録づくりへの一歩を踏み出すのか注目が集まります。フィーバーとの白熱したライバル対決から一転、新興チーム相手にどんなバスケを見せるのか、東地区首位の戦いぶりから目が離せません。試合の詳細やスタッツはCBSニュース・アトランタの記事でも確認できます。

引用:https://www.cbsnews.com/atlanta/news/angel-reese-becomes-fastest-player-to-1000-rebounds-as-dream-beat-caitlin-clark-led-fever-113-96/

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