エイジャ・ウィルソン

【出場危機】4度MVPエイジャ・ウィルソンが右足首痛で「questionable」、6月30日コミッショナーズカップ決勝リバティ戦に王者エーシズの連覇が揺れる

 

シーズンの前半戦を締めくくる大一番を前に、リーグ屈指のスーパースターに不安なニュースが飛び込んできました。ラスベガス・エーシズの4度のMVP、エイジャ・ウィルソンが右足首の負傷により、6月30日(日本時間7月1日)に行われるコミッショナーズカップ決勝への出場が「questionable(出場微妙)」と発表されたのです。相手は2024年王者のニューヨーク・リバティ。直近4シーズンの優勝チーム同士が激突する豪華な舞台だけに、もし現役最強センターを欠くことになれば、王者エーシズにとっても、リーグの目玉イベントにとっても大きな痛手になります。第一報を見た瞬間、思わず息をのんだファンも多かったのではないでしょうか。

日曜のスカイ戦で右足首を負傷、それでも30得点15リバウンド

ウィルソンが足首をひねったのは、6月28日に行われたシカゴ・スカイとの一戦でした。エーシズが107対99で勝利したこの試合の第4クォーター、ウィルソンは右足首を負傷し、一度はロッカールームへと下がっています。ところがコート上へ戻ってくると、最終的に30得点15リバウンドをマーク。これは彼女がキャリアで「30得点15リバウンド」に到達した8度目の試合で、WNBA記録となる数字です。痛みを抱えながらこれだけの成績を残してしまうあたりに、彼女の規格外の能力がにじみ出ています。

試合後の中継でウィルソンは、負傷について「足首だから、しっかりケアすれば大丈夫」と語り、自身の状態に強気な姿勢を見せました。とはいえ、チームが公式に「questionable」と位置づけている以上、決勝当日のコンディション次第という綱渡りの状況であることは間違いありません。今季のウィルソンは平均25.7得点をマークし、変わらずMVP級のパフォーマンスを続けてきただけに、その不在が及ぼす影響は計り知れないものがあります。

「6試合しか休まない鉄人」だからこそ際立つ異変

今回のニュースが重く受け止められている背景には、ウィルソンの並外れた耐久性があります。29歳の彼女は長いキャリアの中で、ここ数シーズンで欠場した試合がわずか6試合だけという驚異的なタフネスを誇ってきました。ほとんど休まずにコートに立ち続け、しかも常にリーグトップクラスの数字を残す。そんな選手が「questionable」と報じられること自体が、いかに異例であるかを物語っています。

舞台となるコミッショナーズカップ決勝も、ただの一戦ではありません。今回対戦するエーシズとリバティは、直近4シーズンのWNBA優勝チーム同士。エーシズは現王者であり、過去4年で3度の優勝を誇る常勝軍団です。一方のリバティは2024年に球団史上初の王座に輝いた実力派で、両チームとも2度目のカップ制覇を狙っています。リーグ屈指のビッグマッチであるからこそ、主役の一人を欠くかもしれないという事実が、これだけ大きく報じられているわけです。

リバティもサバリー欠場、勝敗を左右する「層の厚さ」

興味深いのは、負傷者を抱えているのがエーシズだけではないという点です。リバティはフォワードのサトゥ・サバリーが脳震盪プロトコルに入っており、この決勝でも欠場が決まっています。サバリーは先週のエーシズ戦で、ナリッサ・スミスの肘が偶発的に顔に当たって以降コートを離れ、3試合連続の欠場となります。今季のサバリーは平均10.4得点2.8リバウンド1.9アシストと、出場すれば確実に計算できる戦力でした。

つまり、両チームともキープレーヤーを欠く可能性が高い状況で、勝敗を分けるのは「層の厚さ」になりそうだと筆者は見ています。リバティにはブレアナ・スチュワートやサブリナ・イオネスクといったスター、エーシズにはチェルシー・グレイやジャッキー・ヤングが控えており、主力を欠いても十分に戦える布陣です。もしウィルソンが出場できなければ、エーシズは内線の高さと得点力を一気に失うことになり、リバティが地元の声援を背に主導権を握る展開が現実味を帯びてきます。逆にウィルソンが強行出場すれば、足首をかばいながらどこまで本来の支配力を発揮できるのかが最大の見どころになるでしょう。優勝チームの選手には一人あたり3万ドル、さらにカップMVPには追加で1万ドルが支払われるだけに、両軍とも一歩も引けない戦いになります。

試合情報:日本時間7月1日朝、バークレイズ・センターで激突

2026年コミッショナーズカップ決勝は、現地時間6月30日午後7時(日本時間7月1日午前8時)、ニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センターで開催されます。今回はリバティがホストを務め、中継はPrime Videoでの独占配信が予定されています。賞金総額は50万ドルで、優勝チームの選手には一人3万ドル、敗れたチームの選手にも一人1万ドルが配分されます。ウィルソンの出場可否は試合直前まで読めない状況だけに、最新の情報をチェックしながら、リーグを代表する2チームの頂上決戦を見届けたいところです。

引用:https://www.espn.com/wnba/story/_/id/49219595/aja-wilson-listed-questionable-commissioner-cup-finals

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です