ロサンゼルス・スパークスにとって、これ以上ないタイミングで痛手が訪れました。チームは現地6月24日、エースガードのケルシー・プラムが左下肢(左脚)の負傷により、少なくとも4週間は戦列を離れることを発表しました。リーグ屈指の得点源を欠くことになり、シーズン折り返しを前にした西地区の勢力図にも影響を及ぼしそうな一報です。何よりも気がかりなのは、復帰の目安とされる「4週間後」がちょうどオールスターウィークエンドと重なる点で、お祭りの舞台に立てない可能性が一気に高まりました。
得点ランク2位の主砲が突然の離脱、再評価は4週間後
スパークスの発表によると、プラムは4週間後に再評価を受けたうえで復帰可否を判断するとのことです。先週日曜のトロント遠征では、左脚をほぼ全体的にテーピングで固めた状態でプレーしていたことが伝えられており、今回の離脱はその違和感が長引いた末の決断とみられます。
痛いのは、彼女が単なる主力ではなく、リーグ全体でも屈指の数字を残している点です。今季のプラムは1試合平均23.9得点でリーグ得点ランキング2位、アシストでも6.4本でリーグ6位につけています。直近では6月14日のフェニックス・マーキュリー戦で自己最多の43得点をマーク。この試合では相手のカリーア・コッパーも41得点を奪い、両チームの選手がそろって40点台に乗せるのはプレーオフを含めてWNBA史上初という、記録尽くしの撃ち合いを演じたばかりでした。乗りに乗っていた主砲の離脱だけに、ショックの大きさは計り知れません。
故障に泣いた今季、それでも落ちなかった得点力
実はプラムにとって、今季は故障との戦いでもありました。5月にも右足首の負傷で数試合を欠場しており、今回は反対の左脚を痛めた形です。31歳という年齢を考えると、下肢のトラブルが続いている点は楽観視できません。
それでも特筆すべきは、痛みを抱えながらも得点ペースをまったく落とさなかったことです。2022年にWNBA最優秀選手(MVP)に輝き、2度の優勝経験を持つ実力者は、ラスベガス・エーシズ時代に築いた勝者のメンタリティをスパークスでも体現してきました。再建途上のチームにあって、彼女の存在は単なるスコアラー以上の精神的支柱でもあっただけに、その穴は数字以上に大きいと言えます。ESPNの報道でも、得点ランキング2位の選手を失うことの重大さが指摘されています。
カギを握る「4週間」とオールスターの行方
ここからが独自の視点ですが、今回の離脱で最も注目すべきは「4週間」という期間設定です。オールスターウィークエンドはまさに約4週間後に控えており、最初の再評価で即復帰となる可能性は決して高くありません。つまり、得点ランク2位の主砲がオールスターのコートに立てないという事態が、現実味を帯びてきました。ファン投票でも上位が期待される存在だっただけに、これはリーグ全体にとっても小さくない損失です。
スパークスとしては、この4週間をどう乗り切るかが後半戦の運命を分けます。プラム不在の時間帯で誰が得点を肩代わりし、ボールハンドラーとしての役割を埋められるか。むしろ若手や控え陣にとっては、自分を売り込む絶好の機会とも言えます。逆境をきっかけにチームの選手層が一段と厚くなれば、プラム復帰後により強固なロスターへと進化する可能性も十分にあります。ピンチを成長の糧にできるかどうか、フロントとベンチの手腕が問われます。
今後の試合・観戦のポイント
当面のスパークスは、プラム抜きでどこまで踏ん張れるかが見どころです。彼女の代役として誰がスコアリングの中心を担うのか、ローテーションの変化に注目しながら追いかけると、より楽しめるはずです。そして最大の焦点は、4週間後の再評価とオールスターへの間に合うかどうか。続報を待ちつつ、まずは焦らず確実に回復してくれることを願いたいところです。プラムが万全の状態でコートに戻り、再びあの圧巻のスコアリングを見せてくれる日を楽しみに待ちましょう。
引用:https://www.espn.com/wnba/story/_/id/49166339/sparks-kelsey-plum-least-four-weeks-lower-leg-injury

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