キャンディー・パーカー

「セラピストに行くべき」殿堂入りレジェンドのパーカーがクラーク選手投票11位に激怒、同僚たちの“嫉妬”を一刀両断

 

オールスター先発発表から1週間が経っても、くすぶり続けている「ケイトリン・クラーク選手投票11位」問題に、ついに大物レジェンドが参戦しました。キャンディス・パーカーが自身のポッドキャスト「Post Moves」で、クラークをカンファレンスのガード11位と評価した現役選手たちを痛烈に批判したのです。「セラピストに行くべき」とまで踏み込んだ発言は、単なる擁護を超えて、リーグの投票制度そのものへの問題提起になっています。第一線を退いてなお、パーカーの言葉がこれほどの重みを持つことに驚かされます。

「これは常軌を逸している」パーカーが突きつけた数字と違和感

パーカーはフィーバーのアリーヤ・ボストンと共演するポッドキャストの最新回で、この話題を真正面から取り上げました。「クラークが選手投票でガード11位?常軌を逸しています」と切り捨て、さらに「鏡で自分を見つめ直して、自分に不安があると気づくべきです」と続けました。極めつけは「クラークを11位に置くような人は、セラピストに行ってどんな子ども時代の問題を抱えているのか確かめるべきです」という一言でした。

実際、数字はパーカーの主張を裏付けています。クラークは今季平均21.2得点でリーグ4位、8.2アシストは同2位という成績を残しており、勝率の高いチームの主軸でもあります。ファン投票では全体2位、メディア投票では3位だったにもかかわらず、選手投票だけが11位という極端な乖離を見せました。パーカーは同時に、負傷離脱中ながら平均23.9得点でエイジャ・ウィルソンに次ぐリーグ2位のケルシー・プラムが選手投票12位だった点にも矛先を向けています。詳細はYahoo Sportsの記事でも報じられています。

「トーラシが嫌いでも票を入れた」7度のオールスターが語る投票の流儀

今回の発言に説得力を与えているのは、パーカー自身の現役時代の姿勢です。彼女は「ダイアナ・トーラシのことは好きではなかったけれど、オールスターに書かないなんてあり得なかった」と振り返り、宿敵だったリンクスのマヤ・ムーアやシルビア・ファウルズにも必ず票を入れていたと明かしました。個人的な感情と選手としての評価を切り分けるのがプロの投票だ、という主張です。

7度のオールスター選出を誇り、今年6月に女子バスケットボール殿堂入りを果たしたばかりのパーカーは、殿堂入り会見でも「リーグは選手を守れ」と直言するなど、このところリーグの構造問題に積極的に切り込んでいます。かつてクラークを巡る議論では現役選手や関係者の発言が炎上を招くケースが目立ちましたが、実績と中立性を兼ね備えたレジェンドの発言は、これまでとは違う重みを持って受け止められています。High Post Hoopsも「パーカーは結果に不満を隠さなかった」と伝えています。

選手投票は廃止すべきか──露呈した制度の欠陥

今回の騒動が根深いのは、投票の「中身」だけでなく「仕組み」にも欠陥が見えたことです。今季の選手投票に参加したのはリーグ全体の半数以下にとどまり、スパークスに至っては球団側の不手際で投票用紙が選手に届かないという事態まで起きていました。さらに、コーチが自チームの選手をリザーブに選べないのに対し、選手投票には同僚への投票を禁じるルールがなく、仲の良い選手に票を回すことも制度上は可能です。

パーカーが「選手投票にはルールが必要」と訴えたのは、まさにこの穴を突いたものです。参加率の低さと身内びいきの余地を放置したまま選手投票を続ければ、毎年同じ論争が繰り返されるのは避けられません。ファンとメディアの投票に一本化するのか、コーチの権限を広げるのか、あるいは選手投票に明確なガイドラインを設けるのか。リーグ30周年の節目に噴出したこの問題は、エンゲルバート コミッショナー体制への新たな宿題になりそうです。

今後の注目ポイント

渦中のクラークは背中の負傷から復帰したばかりで、7月12日(日)には敵地でエイジャ・ウィルソン擁する王者エーシズとの大一番がNBCで全国中継されます。オールスターウィークエンドはシカゴのオバマ・プレジデンシャル・センターでの関連イベント開催も決まっており、注目度は例年以上です。選手間の評価とファンの熱狂のギャップがどう埋まっていくのか、コート内外の動きから目が離せません。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/candace-parker-advises-wnba-players-074935746.html

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