ベッキー・ハモン wnba wnbaファンブログ

首位並走16勝6敗の両雄がそのまま指揮台へ──3冠ハモンと歴代最多380勝リーブ、WNBAオールスター2026の指揮官に決定

 

WNBAオールスター2026の指揮官が出そろいました。ESPNの報道によると、ラスベガス・エーシズのベッキー・ハモンが7月9日(現地時間)のポートランド・ファイア戦の勝利でオールスターのヘッドコーチの座を確定させ、すでに選出が決まっていたミネソタ・リンクスのシェリル・リーブとともに、7月25日にシカゴで開催される記念すべき30周年のオールスターゲームでベンチを預かることになりました。

リーグ首位を並走する2チームの指揮官がそのまま夢の祭典で采配を振るう構図です。片や3度の優勝を誇る名将、片や歴代最多勝記録を更新したばかりのレジェンド。30周年の節目にふさわしい豪華な顔ぶれと言えるのではないでしょうか。

ファイア戦88-80の勝利で確定──選出ルールとエーシズの現在地

エーシズは7月9日、敵地でポートランド・ファイアを88-80で下しました。この試合では負傷から復帰したエイジャ・ウィルソンが32得点10リバウンド2ブロックと圧巻の内容で、キャリア通算130回目のダブルダブルを記録しています。詳細はラスベガス・レビュージャーナルの試合記事でも報じられています。

オールスターのヘッドコーチは、カンファレンスを問わず、金曜日の試合終了時点でリーグ勝率上位2チームの指揮官が務める規定になっています。エーシズとリンクスはともに16勝6敗でリーグ首位に並んでおり、この勝利によってハモンの選出が数字の上で確定した形です。

ハモンは3度目、リーブは5度目──歴代最多380勝と同じ週に重なった栄誉

ハモンがオールスターの指揮を執るのは2022年、2023年に続いて自身3度目です。2022年の就任からエーシズを3度の優勝に導き、今季5月末には通算205試合目でレギュラーシーズン150勝に到達。これは史上2番目のスピード記録でした。

一方のリーブは2013年、2014年、2017年、2025年に続く5度目の選出で、昨年はチーム・コリアーを率いてインディアナポリスでチーム・クラークに勝利しています。しかも今週は7月8日のコネチカット・サン戦(86-80)でレギュラーシーズン通算380勝に到達し、WNBA歴代最多勝コーチの座に就いたばかり。大記録の更新とオールスター指揮官の決定が同じ週に重なるという、まさにリーブのキャリアを象徴するような数日間になりました。

名誉GMがドラフトする新形式──名将対決の行方を占う

今年のオールスターは形式も大きく変わります。昨年までの得票上位選手がキャプテンとしてチームを選ぶ方式ではなく、リーグ30周年を記念して、テレサ・ウェザースプーンとシンシア・クーパーという初期のリーグを彩った2人のレジェンドが名誉GMを務め、22人の選手プールからドラフトで両チームを編成する予定です。ドラフトの詳細や、ハモンとリーブがどちらのチームを率いるかはまだ発表されていません。

個人的に注目したいのは、この2人が合わせて7つの優勝トロフィー(ハモン3回、リーブはリンクスで4回)を持つ、現役最高峰の戦術家同士だという点です。16勝6敗で首位に並ぶ両チームは、後半戦そしてプレーオフで直接ぶつかる可能性が十分にあります。オールスターの采配は言わばその前哨戦。お祭りの舞台とはいえ、2人の駆け引きが垣間見える瞬間があるはずで、そこも見逃せないポイントになりそうです。

今後の試合・観戦情報

オールスターゲームは7月25日(現地時間)にシカゴで開催されます。エーシズからはウィルソンが先発、ジャッキー・ヤングが控えとして出場予定で、フィーバーからはケイトリン・クラーク、アリーヤ・ボストン、ケルシー・ミッチェルが先発に選出されています。名誉GMによるドラフトの日程など、続報が入り次第お伝えします。

引用:https://www.espn.com/wnba/story/_/id/49321559/hammon-locks-spot-wnba-all-star-coach-aces-win

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