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全体1位ディバンツァがわずか2試合でサマーリーグ終了、平均25得点の怪物をウィザーズが早々と下げた本当の理由

 

ドラフト全体1位AJ・ディバンツァのサマーリーグが、わずか2試合で幕を閉じました。ESPNの報道によると、ウィザーズは7月14日(現地時間)のブルズ戦を前に、ディバンツァを残り試合すべてで欠場させる方針を明らかにしました。デビュー戦27得点の衝撃から1週間足らずでの「シャットダウン」に惜しむ声も上がっていますが、この決断には近年のNBAで定着しつつある明確な論理があります。

2試合で平均25得点、短くも鮮烈だったラスベガス

ディバンツァのサマーリーグは圧巻の内容でした。初戦のジャズ戦では27得点7リバウンド2スティールを記録し、全体2位ダリン・ピーターソンとの「1位対2位」対決を制しました。続く2戦目でも23得点をマークし、2試合平均で25得点。得点力がドラフト前の評価どおり本物であることを、最初の1週間で証明してみせた形です。ウィザーズのサマーリーグを指揮するT.J.ソレンティーンHCがThe Athleticに認めたところによると、チームは2年目のウィル・ライリーとトレ・ジョンソンも合わせて残り試合を欠場させるとのことです。ディバンツァ本人は最後の出場となった日曜の試合後、ESPNに「ゲームスピードやプレー、フィジカルの強さに慣れるための試しの場だった」と語っています。

フラッグも2試合で撤収、上位指名の早期シャットダウンはもはや定石

上位指名選手をサマーリーグ2試合で切り上げる運用は、いまやリーグの慣例になっています。昨年の全体1位クーパー・フラッグも、マーベリックスの一員として2試合のみのプレーでラスベガスを後にしました。狙いは明確で、故障リスクの回避です。サマーリーグはあくまで実戦感覚の確認とコンディション調整の場であり、シーズンを左右する主力候補をここで長く走らせるメリットは、球団側にはほとんどありません。見落とせないのは、BYU出身のディバンツァにとって今回のサマーリーグが、3月19日のNCAAトーナメント1回戦テキサス戦(35得点10リバウンドを記録するも79-71で敗戦)以来、約4カ月ぶりの実戦だったことです。ブランク明けの身体にいきなり負荷をかけず、確認すべきものを確認したら止める。再建途上のウィザーズにとってディバンツァは文字どおりフランチャイズの未来そのものであり、7月の消化試合で消耗させる理由はどこにもありません。むしろ2試合で圧倒的な数字を置いていったことで、ファンの期待値を最高潮のまま開幕へ持ち越せたとも言えます。

「テスト」は文句なしの合格、開幕までの課題は

わずか2試合とはいえ、収穫は十分すぎるほどでした。得点だけでなくリバウンドやスティールでも数字を残し、プロのゲームスピードへの適応も想定より速く見えました。筆者が注目したいのは、ここからのオフの過ごし方です。82試合の長丁場を乗り切る身体づくりと、ハーフコートオフェンスでの判断力の向上が、開幕までの主なテーマになるでしょう。新人王レースに目を向ければ、ジャズのピーターソンに加え、ブルズのケイレブ・ウィルソンがサマーリーグデビュー戦で35得点を挙げるなど、ライバルたちも強烈な印象を残しています。2026年ドラフト組は例年以上の粒ぞろいという評価が定着しつつあり、開幕からの新人王争いは近年でも屈指の激戦になりそうです。10月にワシントンで見られるのは、さらに進化したディバンツァのはずです。

関連情報

エースが抜けたウィザーズは14日のブルズ戦に87-99で敗れ、今大会初黒星を喫しました。チームは水曜のクリッパーズ戦を経て、サマーリーグはプレーオフラウンドに入ります。新人たちの最終評価が定まるこの時期、引き続き当ブログで動向をお伝えします。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/49360956/wizards-shut-aj-dybantsa-rest-nba-summer-league

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