背中の負傷で戦列を離れているインディアナ・フィーバーのケイトリン・クラークが、現地時間7月8日に行われるロサンゼルス・スパークス戦での復帰に強い意欲を示しました。ESPNの報道によると、クラークは火曜日の練習前に取材に応じ、翌9日のフェニックス・マーキュリー戦との連戦出場には否定的な見方を示しつつも、明るい表情で現在の状態を語ったといいます。6月24日の負傷退場から約2週間、リーグ最大のスターがようやくコートに戻る日が近づいてきました。ファンにとっては待ちわびた瞬間がすぐそこまで来ています。
復帰戦は「20分超」を希望──本人が語った現在の状態
クラークは6月24日のマーキュリー戦で背中を痛めて途中退場して以来、リハビリに専念してきました。遠征前には8日間の休養期間がありましたが、7月5日のラスベガス・エーシズ戦には間に合わず、そこからさらに2日間の調整を経ての復帰プランとなります。本人は「健康面を考えれば復帰戦は出場時間の制限がかかると思うが、20分より少し多くプレーできることを望んでいる」と、慎重ながらも前向きな見通しを口にしました。一方でステファニー・ホワイトHCは「彼女の準備ができていれば、プレーさせる」と述べつつ、最終判断はチームのメディカルスタッフによる承認待ちであることを強調しています。あくまで長期的な健康を最優先する姿勢は、チームとして一貫しています。
3年目も続く離脱──今季20試合中3試合欠場という現実
クラークの負傷離脱は今季に始まった話ではありません。2年目の2025年シーズンは全44試合中13試合の出場にとどまり、3年目の今季もここまでチームの20試合中3試合を欠場しています。きっかけとなった6月24日の試合では、序盤にアリッサ・トーマスから喉元への接触を受ける場面があり、リーグはトーマスに対し「拳で無謀に接触した」として1試合の出場停止処分を科しました。この一件はリーグ全体を巻き込む論争へと発展し、火曜日にはUConnのジーノ・オーリエマHCがポッドキャストで持論を展開するなど、いまだに余波が続いています。そんな騒動の中で興味深いのは、フィーバーがクラーク不在の今季3試合をすべて勝利で乗り切っているという事実です。チームの底力は確実に増しています。
因縁のフェニックス再戦は回避へ──賢明なマネジメントと言える理由
今回の報道で注目すべきは、木曜日に予定されるマーキュリーとの再戦を、クラーク自身が見送る見込みだと明かした点です。負傷のきっかけとなった因縁の相手との再戦だけに話題性は抜群でしたが、約2週間のブランクから復帰した直後にバック・トゥ・バックを強行するのはリスクが大きすぎます。連戦を避けて12日のエーシズ戦への出場を優先する判断は、長期的な視点に立った賢明なマネジメントと言えるでしょう。フィーバーは昨季、クラークを欠きながらも準決勝まで勝ち進んだ実績があり、目先の1試合のために無理をさせる理由はありません。10日間に及ぶロードトリップの疲労も考慮すれば、オールスターを前に万全の状態を取り戻すことこそが、優勝争いへの最短ルートになるはずです。
今後の試合情報
復帰が期待されるスパークス戦は現地時間7月8日(日本時間9日)に行われます。その後フィーバーは9日にマーキュリー、12日にエーシズと敵地での戦いが続く日程です。クラークが本当にコートへ戻ってくるのか、そして復帰戦でどんなプレーを見せてくれるのか。ミニッツ制限の中でも一撃で流れを変えられるのがクラークというプレーヤーです。目が離せない数日間になりそうです。
引用:https://www.espn.com/wnba/story/_/id/49300809/fever-clark-hopeful-play-wed-says-back-back-unlikely

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