オールスター WNBA

クラークとエイジャがまさかの共闘、ベッカーズ&スチュワート連合と激突へ──レジェンド2人が振り分けた2026年WNBAオールスターの全貌

 

7月15日(日本時間16日)、ESPNの特別番組で2026年AT&T WNBAオールスターゲームのチーム分けドラフトが行われました。指名役を務めたのは、リーグ創設期を象徴する殿堂入りレジェンド、シンシア・クーパーとテレサ・ウェザースプーンの2人です。その結果、ケイトリン・クラークとエイジャ・ウィルソンが同じチームで戦い、ペイジ・ベッカーズとブリアナ・スチュワートの連合と激突するという、ファンにとって夢のような構図が完成しました。普段は激しく競い合う顔ぶれが入り混じる編成に、発表直後から早くも期待が高まっています。

ベッカーズがファン投票1位でクーパー組へ、1巡目指名はエイジャとスチュワート

ドラフトに先立って行われたコイントスの結果、クーパー率いる「チーム・クープ」にファン投票トップの選手が自動的に割り当てられることになりました。今季のファン投票1位は104万5051票を集めたベッカーズ。2位は102万3321票のクラークで、その差はわずか約2万票です。この僅差がそのまま両チームの「顔」を分けることになったのですから、勝負のあやとは面白いものです。

先発陣からの指名はウェザースプーンが先行し、「チーム・スプーン」は1巡目で4度のMVPに輝くエイジャ・ウィルソンを即指名。クーパーは2度のMVPスチュワートで応じました。その後もスプーン側にはオリビア・マイルズ、アライヤ・ボストン、ジョンケル・ジョーンズら、クープ側にはケルシー・ミッチェル、エンジェル・リース、ドミニク・マロンガらが次々と名を連ね、先発10人と控え12人、計22人のオールスターが2チームに振り分けられました。カンファレンスもポジションも無視した完全フリーの指名方式です。

30周年へのオマージュ──1997年の赤と青、指揮官はハモンとリーブ

レジェンドがGM役を務めるのは、リーグ30周年記念シーズンの特別企画です。ユニフォームもチーム・クープが赤、チーム・スプーンが青と、1997年の創設時カラーを再現します。2023年大会ではウィルソンとスチュワートが現役キャプテンとしてドラフトを仕切りましたが、往年の名選手がチーム編成を担うのは今回が初めての試みです。

ベンチを預かるのは、7月10日時点でともに16勝6敗と並んだベッキー・ハモン(エーシズ)とシェリル・リーブ(リンクス)。直接対決を制していたハモンが上位扱いとなり、チーム・クープを指揮します。自軍のエースであるウィルソンとジャッキー・ヤングが相手チームに散った点も、ハモンにとっては皮肉な巡り合わせと言えそうです。

注目は「クラーク&エイジャ」の化学反応、慈善をかけた10万ドルの本気度

今回の編成で最大の見どころは、やはりクラークとウィルソンの共闘でしょう。MVP投票やリーグの看板を巡って常に比較されてきた2人が、同じユニフォームでピック&ロールを組む可能性があるのです。一方のクープ側も、ベッカーズとスチュワートに加え、リースやマロンガらサイズのある布陣で、インサイドの厚みでは一枚上手に見えます。フィーバーからはクラークとボストンがスプーン、ミッチェルがクープと同僚対決になる点も見逃せません。

さらに30周年企画として、勝敗に応じてシカゴの少女スポーツ支援団体へ総額10万ドルが寄付される新制度も導入されました。勝者側の団体に7万ドル、敗者側に3万ドルが贈られます。お祭りムードの中にも、負けられない理由がしっかり用意されたわけです。

試合情報

2026年AT&T WNBAオールスターゲームは7月25日(日本時間26日午前9時30分)、シカゴのユナイテッド・センターで開催され、ABCが中継します。前日24日にはスリーポイントコンテストとシューティングスターズがウィントラスト・アリーナで行われます。全指名結果はWNBA公式リリースで確認できます。

引用:https://www.wnba.com/news/rosters-for-2026-att-wnba-all-star-game

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