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第4クォーターの10点差を引っくり返したウォーリアーズがサマーリーグ制覇、レンデボーグがブーザーとの新人対決を制した一夜

 

ラスベガス・サマーリーグの最後を飾る決勝戦で、ウォーリアーズがグリズリーズを94-90で下し、2026年のサマーリーグ王者に輝きました。第4クォーター開始時点で10点のビハインドを背負いながらの大逆転劇です。しかもこの試合は、全体11位指名のヤクセル・レンデボーグと全体3位指名のキャメロン・ブーザーという、注目ルーキー同士の直接対決でもありました。育成の場であるサマーリーグとはいえ、本番さながらの緊張感に包まれた素晴らしい決勝だったと思います。

47-47の前半から一転、第3Qはブーザー劇場に

試合は前半を47-47の同点で折り返す互角の展開でした。流れが動いたのは第3クォーターです。グリズリーズのブーザーがこのクォーターだけで自身の19得点のうち10得点を叩き出し、クォーター終了間際には3ポイントを沈めて76-66と一気に10点差を作りました。デュークからやって来た全体3位指名が、その評判どおりの勝負強さを見せつけた時間帯です。

しかし第4クォーターは完全にレンデボーグのものでした。終盤にチームの7連続得点を一人で奪い、ウイングからのプルアップ3ポイントで89-87と試合をひっくり返します。ブーザーには終盤に逆転のチャンスが2度ありましたが、リム付近のアタックはレンデボーグの守備に阻まれ、残り13秒のオープン3ポイントも決まらず。勝負どころで攻守両面の主役となったのはレンデボーグでした。

注目ルーキーのスタッツ比較──21得点10リバウンドの充実

レンデボーグの最終スタッツは21得点、10リバウンド、2アシスト、2スティール(FG18本中9本成功、3ポイント6本中2本成功)でした。ミシガン大でNCAA制覇を経験した23歳は、決勝までの5試合でも平均13.6得点、6.2リバウンド、4.4アシストと安定した数字を残しており、即戦力との評価を裏付ける大会となりました。

敗れたブーザーも19得点、8リバウンド、4アシスト、2スティールと堂々たる内容です。決勝までの5試合では平均18.4得点、8.0リバウンド、FG成功率46.3%を記録しており、この敗戦でルーキーイヤーへの期待が揺らぐことはないでしょう。またグリズリーズでは2年目のセドリック・カワードが3ポイント5本すべてを成功させて19得点と気を吐きました。ウォーリアーズ側では2年目のLJ・クライヤーが15得点6アシスト、ベンチ出場のデイボン・スミスが21得点9リバウンドと、脇役陣の働きも光っています。

両球団の再建に灯った確かな光

ウォーリアーズにとって、レンデボーグの活躍は開幕からのローテーション入りを現実的にする材料です。23歳という年齢と完成度を考えれば、ルーキーイヤーから貢献を求める起用は十分に考えられます。一方のグリズリーズは、ジャ・モラントとジャレン・ジャクソンJr.の時代に区切りをつけた再建期にあり、ブーザーとカワードという若い軸の手応えは何よりの収穫でしょう。筆者は、勝ったウォーリアーズ以上に、負けたグリズリーズの未来にこそ大きな伸びしろを感じました。

今後の注目ポイント

サマーリーグで見せた輝きが本番のシーズンでどこまで通用するのか、10月の開幕が待ち遠しいところです。試合の詳細はYahoo Sportsの元記事でも確認できます。

引用:https://sports.yahoo.com/nba/breaking-news/article/yaxel-lendeborg-outduels-cameron-boozer-to-lead-warriors-past-grizzlies-for-nba-summer-league-championship-025314793.html

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