リバティー イオネスク スチュアート

「数日かけて評価します」──14.7得点9.4リバウンドのジョンケル・ジョーンズが左脚を負傷、残り7試合の6位リバティを襲った同点16対16の悪夢

 

プレーオフのシード争いが最も熱を帯びるこの時期に、ニューヨーク・リバティは最も失いたくない選手を失いました。現地時間8月18日のシカゴ・スカイ戦、第1クォーターで左脚を痛めたジョンケル・ジョーンズがそのままコートを去り、チームは93対86で敗れています。試合そのものよりも、リバティのインサイドが丸ごと空いてしまった事実のほうが重く、残り7試合という時期を考えると背筋が冷える一報でした。

16対16の同点で、試合の色が変わりました

負傷が起きたのは、スコアが16対16で並んでいた場面です。ポストへ押し込もうと背中から入ったジョーンズが、ディジョナイ・キャリントンにつまずく形で転倒し、その際にキャリントンの膝が左脚の下側に入りました。プレーにはファウルが宣告されましたが、ジョーンズは倒れ込んだまま脚を押さえ、足を引きずってコートを後にし、そのまま戻ってきませんでした。

リバティにとっては、そこから先が別の試合になりました。控えセンターのハン・シューが26分を担いましたが、これは今季平均13.7分のほぼ2倍にあたる出場時間です。一方のスカイは、かつてリバティに在籍したナターシャ・クラウドがキャリアハイの35得点に9リバウンド6アシストを積み上げ、そのまま逃げ切っています。ジョーンズが去った瞬間から、勝敗の天秤がゆっくりと傾いていった試合でした。

14.7得点9.4リバウンド、6度目のオールスターが担っていたもの

ジョーンズがこの日までに残していた数字は、1試合平均14.7得点9.4リバウンド2.9アシスト1.1ブロックです。フィールドゴール成功率は49.4%、さらに1試合4.7本の3ポイントを38.8%で沈めており、ゴール下で殴りながら外にも出られるインサイドアウト型のビッグマンとして機能していました。今季でオールスター選出は6度目になります。

この数字がやっかいなのは、代役を1人で埋められない構造になっている点です。ペイント内での得点と守備だけならローテーションでしのげますが、38.8%で3ポイントを打てるセンターが抜けると、相手のビッグマンがリムの近くに居座れるようになり、ガード陣のドライブコースまで一緒に狭くなります。2021年にリーグMVP、2024年にはファイナルMVPを手にしてきた選手が抜ける影響は、スタッツシート上の14.7得点よりも確実に大きいはずです。

残り7試合、2位から8位までが6ゲーム差以内という現実

この敗戦でリバティは22勝15敗となり、8つあるプレーオフ枠の6番目に位置しています。9位ポートランド・ファイアには6ゲーム差をつけているため、ポストシーズン進出そのものはほぼ動きません。問題はシードです。首位ミネソタ・リンクスを除く2位から8位までが6ゲーム差以内にひしめいており、残り7試合の1勝が、1回戦の相手とホームコートアドバンテージを丸ごと入れ替えてしまいます。

クリス・デマルコHCは試合後、現時点で新しい情報はないとしたうえで「数日かけて評価します」と述べるにとどめました。裏を返せば、この数日の診断結果が、リバティの2026年シーズンの上限を決めるということでもあります。復帰が短期で済むならシードを1つでも上げに行く戦い方を選べますが、長引く場合は、ジョーンズ抜きでのインサイド編成を残り7試合のうちに完成させなければなりません。個人的には、ハン・シューにどれだけ実戦の時間を与えられるかが、そのまま秋の結果に跳ね返ってくると見ています。

次戦は土曜、ホームでのフィーバー戦です

リバティの次戦は、土曜午後7時(米国東部時間)にホームで迎えるインディアナ・フィーバー戦で、Primeで配信されます。ジョーンズの状態がどこまで明らかになっているか、そしてスターティングファイブがどう組み替えられるのか。順位表以上に、そこが見どころになりそうです。

引用:https://sports.yahoo.com/wnba/breaking-news/article/liberty-lose-all-star-jonquel-jones-to-ankle-injury-in-loss-to-sky-023850517.html

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