2K WNBA WNBAファンブログ

27年目でついに“女子のMyPLAYER”が作れます──NBA 2K27がThe Cityを男女共存に、性能を決めるのは見た目ではありません

 

バスケットボールゲームの世界で、静かですが決定的な一線が越えられました。2Kが発表した「NBA 2K27」のMyPLAYERビルダーで、シリーズ史上はじめて女子のMyPLAYERを作成できるようになります。しかも作った女子キャラクターは、これまで男子だけの空間だったオンラインの街「The City」にそのまま入っていけます。WNBAの選手たちがゲームに「収録される」段階から、プレイヤー自身が女子選手として街に立つ段階へ。個人的には、カバーアートの話題よりもこちらのほうが、女子バスケットボールにとってはるかに大きな出来事だと感じています。

同じ枠組みで作る、という設計思想がいちばんの見どころです

2Kの発表によれば、今回の女子MyPLAYERは男子と別枠の簡易モードではありません。身長・体重・ウイングスパン・各能力値がビルドの性能を決め、見た目は性能に一切影響しない設計になっています。公式リリースには「はじめて、プレイヤーは女子MyPLAYERを作成し、男女共存となったThe Cityへ連れていけます」と記されています。アニメーションについても、NBAとWNBA双方の膨大なモーションライブラリから引けるとされており、動きの面でも女子の試合の質感が反映されます。

新設された「シグネチャー・ブループリント」というテンプレート路線も見逃せません。従来のPro-TunedやNBAテンプレートを置き換えるもので、発売時点で40種類。各テンプレートはNBAとWNBAをまたいだ3人の比較から作られており、能力値とアニメーションが混ぜ合わされています。つまりWNBAの選手が、男子ビルドの参照元としても正式に組み込まれるということです。バッジは全53種類(うち19種類が新規)、6つの分野に20スロットが割り当てられ、リバウンドやディフェンスに加えて今作から「フィジカル」が分野として独立しました。

2K20の「12球団追加」から7年、扱いの深さが変わりました

WNBAがNBA 2Kシリーズに本格参入したのは2019年発売の「NBA 2K20」で、当時は全12球団がPlay NowとSeasonモードに追加されたことが大きなニュースになりました。ただ、あの時点では用意された選手を操作するところまでで、シリーズの本丸であるMyPLAYERとThe Cityの外側に置かれていたのも事実です。カバーアートでも、パーカー、トーリとバード、イオネスク、エイジャ・ウィルソン、リースと続き、2K27ではクラークがWNBAの選手として単独のグローバルカバーを飾りました。露出は着実に増えてきたわけですが、ゲームの中核システムに入り込むのは今回がはじめてになります。

「街に女子がいる」ことの意味は、想像以上に大きいはずです

The Cityはオンラインで多くのプレイヤーが集まる、シリーズの実質的なメイン舞台です。ここが男女共存になるということは、日常的に2Kを遊ぶ層が、WNBAのアニメーションや体格を自分の分身として毎日触ることを意味します。ここ数年のWNBAの人気拡大は視聴率やチケット価格といった数字で語られがちですが、10代のプレイヤーが女子ビルドを当たり前に選ぶ環境が生まれることのほうが、10年単位では効いてくるのではないでしょうか。同時に、性能が見た目に依存しない設計は「女子ビルドは弱い」といった不毛な議論を最初から封じる意図もあるように読めます。ここが実戦でどう機能するかは、発売後のオンライン環境を見てから判断したいところです。

発売日と、先に触れる方法

NBA 2K27は2026年9月4日に、PS5、Xbox Series X|S、Steam版PC、Nintendo Switch 2で世界同時発売されます。デラックス版とウルトラ版の購入者は8月26日午前9時(米太平洋時間)からアーリーアクセスで先行プレイが可能です。さらに8月21日には新しいコンパニオンアプリ「NBA 2K HQ」が配信され、アーリーアクセスの5日前からMyPLAYERビルダーだけを先に触ってビルドを作り込み、QRコードやリンクで共有できるようになっています。女子ビルドを試してみたい方は、まずアプリから触ってみるのが早そうです。

引用:https://newsroom.2k.com/news/nbar-2k27-myplayer-builder-introduces-female-myplayers-badge-tokens-and-the-all-new-synergy-system

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です