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リバウンドに懸けた執念、15戦連続2桁本の先につかんだ500本

 

9月19日、アトランタ・ドリームのエンジェル・リースがまたひとつ、WNBAの歴史に自らの名前を刻みました。敵地シカゴ・スカイ戦の前半だけで今シーズンの通算リバウンド数を500本に到達させ、1シーズンで500リバウンドを記録した史上初の選手となったのです。しかもこの日の相手は、今季トレードで自身が去った古巣のスカイでした。数字だけを見ても驚異的ですが、それ以上に驚かされるのは、この記録が偶然の産物ではなく、シーズンを通して積み上げてきた執念の結晶だという点です。

前半だけで500本目、15戦連続2桁本の重み

この試合に入る時点で、リースは実に15試合連続で2桁リバウンドを記録していました。迎えたスカイ戦では前半だけで16得点5リバウンド3アシスト2スティール2ブロックという圧巻のスタッツを残し、チームも51-47とリードして折り返しています。この前半のうちに通算リバウンドが500本に到達し、WNBA史上初めて1シーズンで500本のリバウンドを記録した選手として名を残すことになりました。地道な数字の積み重ねが、静かに、しかし確実に記録を塗り替えていく――今シーズンのリースを象徴する瞬間だったと言えます。

エイジャ・ウィルソンの451本を超え、23年前の記録も更新

リースの快進撃は今シーズン突然始まったものではありません。8月24日の試合では単独で26リバウンドを記録し、2003年にシャミーク・ホールズクローが樹立した24本という、実に23年間破られなかった1試合最多リバウンド記録を更新しました。さらにこの試合で、それまでシーズン最多リバウンド記録として1シーズン451本を保持していたエイジャ・ウィルソンの記録も突破しています。当時の通算458本という数字が、今回の500本という新たな節目へとつながりました。1試合平均でも自己最多となる12本台のリバウンドを記録しており、リーグトップの数字を維持し続けている点も見逃せません。今季4月にスカイからドリームへ2巡分のドラフト指名権と引き換えにトレードされた際には、得点力偏重の起用が見直されるのではという声も一部にありましたが、実際にはリバウンドという最大の武器がドリームで一段と磨かれた形になっています。

プレーオフへ向けた最大の武器、DPOY争いにも直結

ドリームは今シーズン、4年連続でプレーオフ進出を決めています。レギュラーシーズンは9月24日に終了し、プレーオフ第1ラウンドは9月27日に開幕する予定ですが、リースのリバウンド力はチームにとって攻守両面で欠かせない武器になっています。守備最優秀選手(DPOY)争いでもエイジャ・ウィルソンを追う存在として名前が挙がっており、今回の記録更新はその評価をさらに後押しする材料となりそうです。筆者としては、リバウンドという地味ながら勝敗を左右するプレーに徹底してこだわり続けてきた姿勢こそが、リースを単なる得点力のある選手から、勝てるチームに欠かせない選手へと押し上げた要因だと感じています。古巣スカイを相手にこの記録を達成したことも、彼女にとって特別な意味を持つ一戦になったのではないでしょうか。プレーオフでこの数字がどこまで伸びるのか、引き続き注目したいところです。

今後の試合・観戦情報

ドリームの残りレギュラーシーズン日程は9月24日まで、プレーオフ第1ラウンドは9月27日から10月2日の日程で行われる予定です。4年連続のプレーオフ進出を決めたドリームが、リースのリバウンドを武器にどこまで勝ち進めるか。試合日程や中継情報は公式サイトやWNBA中継で随時確認できます。

引用:https://sports.yahoo.com/wnba/article/angel-reese-becomes-first-wnba-player-to-grab-500-rebounds-in-single-season-001551098.html

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