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LSU時代は6敗が上限、34敗目の夜にジョンソンが見せた涙の裏側

 

9月19日、ゴールデンステート・ヴァルキリーズ戦で今シーズン34敗目を喫したシアトル・ストーム。試合後の記者会見で、ルーキーのフロージェイ・ジョンソンが涙を見せる場面がありました。ドラフト前評判の高かった選手が、慣れない敗戦の重みにここまで感情を揺さぶられる姿は、リーグ屈指の再建チームが抱える現実を映し出しているように思えます。

3連敗、通算34敗目の夜に見せた涙

70-57でヴァルキリーズに敗れたこの一戦は、ストームにとって3連敗目、シーズン通算では8勝34敗となりました。試合後の会見で今季を振り返るよう問われたジョンソンは言葉に詰まり、涙をこらえきれない様子を見せています。代わって答えたのはチームメートのアワ・ファムで、誇れる部分はたくさんあるけれど、全力を尽くしても負け続けるのはつらいという趣旨のコメントを残しました。ストームの中心選手はいずれも22歳以下で、すでにオールスター級の活躍を見せるドミニク・マロンガを筆頭に、ファムとジョンソンも同世代の中核を担っています。実力や意欲が欠けているわけではなく、ベテラン勢が軒並みチームを去った直後のシーズンで、勝敗よりも若手の経験値を優先する編成方針が続いている段階だと言えます。

LSU時代は6敗が上限だった過去との落差

ジョンソンにとって、これほどの連敗はキャリアで初めての経験です。ルイジアナ州立大学(LSU)では1年目から全米制覇を経験し、その後の3シーズンでシーズン6敗を超えたことは一度もありませんでした。最終学年はスイート16まで勝ち上がり、その前の2年はエリート8でアイオワとUCLAに敗れています。上位指名のルーキーが弱小チームで苦労するのは、決して珍しいことではありません。アリーシャ・ボストンはサウスカロライナで無双した後、勝率の低いインディアナ・フィーバーに加入した当初の難しさを語っていますし、ペイジ・ベッカーズも昨シーズン、UConn時代とは対照的な10勝止まりのダラス・ウィングスで苦しい戦いを強いられました。LSUでジョンソンとチームメートだったアニーサ・モロウも、コネチカット・サンで11勝のシーズンを経験しています。さらに2年前には、リースとカミラ・カルドーゾがそれぞれLSUとサウスカロライナで優勝指輪を手にした直後、当時最も苦しんでいたフランチャイズの一つに加わりました。カルドーゾは今もそのチームに在籍中です。一方で今年のドラフト組は例外的で、アジー・ファッド、オリビア・マイルズ、ローレン・ベッツはいずれも即座にチームをプレーオフへ導いています。

再建はまだ道半ば、問われるジョンソンの次の一歩

ストームにとって希望材料もあります。マロンガ、ファム、ジョンソンという20代前半の核はすでにリーグ屈指のポテンシャルを見せており、来年のドラフトでトップ2指名級とされるジュジュ・ワトキンスやマディソン・ブッカーを外したとしても、ハンナ・ヒダルゴやスマイア・ニコルズのような選手をロッタリー上位で獲得できれば、再建はさらに加速するはずです。ただし、勝てるチームへと生まれ変わるにはまだ数シーズンかかると見るのが現実的でしょう。ジョンソン個人としては、今の苦しさをどう受け止め、来季以降のリーダーシップにつなげられるかが問われます。涙を見せたことは弱さではなく、勝利への執念の裏返しだと捉えることもできるはずです。

今後の見どころ

ストームの2026年レギュラーシーズンも残りわずかとなりました。若手たちがどのような形でシーズンを締めくくるか、そして来年のドラフト戦略にどうつながっていくか、引き続き注目したいところです。

引用:https://highposthoops.com/flau-jae-johnson-feeling-full-weight-difficult-wnba-rookie-transition

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