39試合4.1得点の守護者が退場、フィーバーに託されたジョンソンの逆襲

 

導入

インディアナ・フィーバーにとって、レギュラーシーズン最終戦で起きたひとつの負傷が、プレーオフ直前の空気を大きく変えました。バックアップガードのタイ・ハリスが左腓骨を骨折し、今シーズンを終えることが27日、チームから発表されました。このニュースに触れた第一印象は「巡り合わせの厳しさ」です。開幕からベンチを支えてきた選手が、まさに大一番の直前で戦列を離れる巡り合わせは、ファンにとっても痛手でしょう。ハリスは昨シーズンもダラス・ウイングス在籍時に膝蓋骨の負傷でシーズンを終えており、二年続けて大舞台の直前に離脱を強いられています。空いた枠を託されるのは、ルーキーガードのレイヴン・ジョンソンです。ケイトリン・クラークを頂点に据えるフィーバーのガード陣にとって、この人員構成の変化はプレーオフの戦い方そのものに直結する話題だと感じます。

直前の負傷とチームが下した決断

負傷が起きたのは、ミネソタ・リンクスとのレギュラーシーズン最終戦、第3クオーターでのことでした。ハリスはレイアップを試みた際にリンクスのニア・ブロディと接触し、左足で不自然な着地をしたことで左腓骨を骨折。チームは即日、残りのシーズンを全休養に充てると発表しました。ハリスは今シーズン39試合に出場し、平均4.1得点2.0アシスト、フィールドゴール成功率は42%と、控えとして堅実な数字を残していました。うち4試合はスタメンでも起用されており、フィーバーのバックアップ層を支える存在だっただけに、この離脱はプレーオフ直前のロースター編成に無視できない影響を与えます。

過去との比較で見える巡り合わせ

ハリスにとって今回の負傷は初めてではありません。昨シーズンはダラス・ウイングス在籍時に膝蓋骨の負傷でシーズンを終えており、二年連続でシーズン終盤に大きな負傷に見舞われたことになります。フィーバーはケイトリン・クラークを筆頭にケルシー・ミッチェル、ソフィー・カニンガム、レキシー・ハルとガード陣の厚みには定評がありましたが、その一角が土台から崩れる形となりました。過去のプレーオフでも控えガードの離脱がベンチの得点力や守備の連携に響いた例は少なくなく、今回もクラークにかかる負荷がさらに増すことは避けられません。

ジョンソンに託された守備とフィーバーの逆襲プラン

ここで注目したいのが、レイヴン・ジョンソンの起用です。今シーズンの得点面では目立つ数字を残していませんでしたが、直近のワシントン・ミスティックス戦では7月上旬以来となる3得点以上をマークし、リンクスとの最終戦では今シーズン最多となる23分間プレー。ドラフト時から評価されていたのは得点力よりも守備範囲の広さとハードワークで、相手ガードに食らいつく粘り強さが持ち味です。ステファニー・ホワイト・ヘッドコーチは「ハリスがいないのは痛手ですが、ジョンソンはここ数試合で質の高いプレータイムを積んできましたし、攻守両面でチームへの貢献を感じています。彼女の準備は整っています」と話しています。フィーバーとしては、ハルやカニンガムといった経験あるガードが得点面をカバーし、ジョンソンには守備に専念できる時間を用意したいという狙いが見て取れます。独自の見立てとしては、守備に特化したジョンソンをクラークとミッチェルと並べる3ガード編成が、相手の得点源を抑える奇策として機能する可能性もあり、ハリス離脱がむしろチームの選択肢を広げる契機になるかもしれません。

今後の試合と観戦情報

フィーバーはプレーオフ第1ラウンドで、王者ラスベガス・エーシズとの対戦が控えています。7連勝中のエーシズを相手に、控えガードの薄さをどう乗り越えるかが初戦からの大きな見どころです。ジョンソンの出場時間とその内容は、シリーズの行方を左右する隠れた注目ポイントになりそうです。第1戦の行方に加え、クラークの負担がどこまで増すのか、ハルとカニンガムの得点面での上乗せがあるのかも合わせて見届けたいポイントです。

引用:https://clutchpoints.com/wnba/indiana-fever/fever-news-indiana-guard-gets-crushing-injury-update-before-playoffs

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