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平均20.8得点の主砲が半年消えました──ブレイザーズのシェイドン・シャープが半月板断裂、復帰は2027年2月末以降の見込みです

 

ポートランド・トレイルブレイザーズに、これ以上ないほどタイミングの悪い一報が届きました。開幕まで2か月を切ったこの時期に、チームの得点源であるシェイドン・シャープが膝の半月板を断裂し、6か月の離脱が見込まれるというのです。ESPNのシャムズ・シャラニアが2026年8月24日に第一報を伝え、NBA公式サイトも「6か月後に再評価される」と報じました。昨季ようやくプレーオフに戻ってきたチームにとって、これは主力1人の欠場という以上の意味を持つ出来事だと感じます。

平均20.8得点、4年連続で数字を伸ばしていた矢先の離脱

シャープは2022年ドラフトでロッタリー指名を受けた5年目のガードです。昨季は50試合の出場で平均20.8得点を記録し、これで4年連続の平均得点更新となりました。しかも昨季は左腓骨の疲労骨折で長期間コートを離れており、限られた出場の中でキャリアハイを更新していたことになります。純粋な得点力という一点だけを見れば、ブレイザーズのロースターで最も伸びしろのある存在でした。

昨年結んだ4年9000万ドルの延長契約は、まさに今季から発効します。6か月という見通しをそのまま当てはめれば、復帰は2027年2月末から3月初旬あたりになります。82試合のうちおよそ4分の3を欠くことになり、契約が動き出す初年度としては極めて重い代償です。若い選手の膝の手術は、術式によって復帰までの幅が大きく変わるため、現時点で断定的な話をするのは避けたいところですが、少なくとも前半戦の戦力として計算するのは難しいでしょう。

プレーオフに戻った直後に訪れた試練

昨季のブレイザーズは西カンファレンス7位で4年ぶりにプレーオフへ復帰し、1回戦でサンアントニオ・スパーズに5試合で敗れました。長い低迷を抜け出した手応えを持って迎えるはずのオフシーズンでしたが、チームの内側は大きく揺れています。暫定ヘッドコーチだったチアゴ・スプリッターがチームを離れ、チョーンシー・ビラップスは出場停止処分を経て現在はシカゴ・ブルズを率いています。新オーナーのトム・ダンドン体制のもと、指揮官には長くミネソタでアシスタントを務めたミカ・ノリが就任しました。

ロースターも様変わりしました。ジャ・モラント、デイミアン・リラード、ジュルー・ホリデーという実績十分のガードが3人並ぶ布陣です。名前だけを見れば層は厚く、シャープの穴を埋める人材には事欠かないように見えます。

ベテラン3人で埋まる穴なのか

ただ、ここに落とし穴があると考えています。モラントは過去3シーズンで79試合しか出場しておらず、リラードは昨季をアキレス腱のリハビリでほぼ全休しました。稼働率に不安を抱える選手を並べたところで、82試合を通した安定した供給源にはなりにくいのです。23歳で自力で20点を取れるシャープは、その意味で「毎晩計算できる若さ」という別種の価値を担っていました。

興味深いのは、ESPNの専門家陣が同じ8月24日の朝に発表した2026-27シーズンの順位予想で、ブレイザーズを西7位・43勝39敗と見ていたことです。この予想が出た数時間後に負傷の報が流れました。つまり現在出回っている多くの順位予想は、シャープが健在である前提で作られています。プレーイン圏の予想値は、実際にはもう少し下方に修正されるとみるのが自然でしょう。

今後の見どころ

2026-27シーズンのレギュラーシーズンは10月に開幕します。ブレイザーズにとっての現実的な目標は、シャープが戻ってくる2月末から3月にかけての時期に、プレーイン争いの射程内で踏みとどまっていられるかどうかです。若手のトゥマニ・カマラを含む守備陣がどこまで失点を抑えられるか、そしてモラントとリラードが何試合コートに立てるか。この2点が、そのままシーズンの行方を決めることになりそうです。

引用:https://www.nba.com/news/shaedon-sharpe-out-6-months-torn-meniscus

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