エンビード

エンビードの背後は誰が守るのか、ヒューポルティ離脱が突きつけた76ersの空白

 

開幕2週間前に走った激震

76ersのバックアップセンター、アリエル・ヒューポルティが右アキレス腱を断裂しました。ESPNによると、プレシーズン開幕戦での負傷で、現地6日のMRI検査で断裂が確認され、本人は同日手術を受ける予定です。24歳のドイツ出身ビッグマンは、今年7月に1年340万ドルのフリーエージェント契約で加入したばかりでした。ESPNは、昨季ニックスで優勝を経験した選手だと伝えています。

センターの顔ぶれを数えてみると

気になるのは、エンビードの背後を誰が守るのかという点です。7フィート5インチのタコ・フォールはエキシビット10契約でキャンプに参加していますが、左股関節の張りで離脱中で、7日から10日後に再評価されます。ボナも左足の捻挫でキャンプに参加できておらず、チームはプレシーズン中の復帰を期待している状況です。エンビードを含むフロントコートの選択肢は、ウェイド、バーロウ、ウォーカーです。本職のセンターに限れば、エンビードのほかはボナの回復にかかっています。

補強の道は狭い

外から補う道も簡単ではありません。ESPNのボビー・マークス氏によると、76ersは170万ドル(ヒューポルティの今季年俸の半額)の障害選手特例を申請できます。ただしチームはファーストエプロンの約180万ドル下にいるため、空いているロースター枠に選手を加えるには、誰かをウェイブするか、小さなトレードで余裕を作る必要があります。2ウェイの枠は空いていますが、その候補だったフォール自身が負傷中という皮肉な状況です。

今後の展望

筆者は、ボナの復帰時期とフォールの回復を見極めたうえで、補強の方向性が決まるのではないかと見ています。エンビードが休む時間帯にゴール下を任せられる選手の存在は、勝敗を左右する細部になるからです。

76ersの開幕は10月20日、ニューヨークでのニックス戦です。奇しくもヒューポルティの古巣との対戦になります。チームがどんな手を打つのか、注目したいと思います。

ヒューポルティはまだ24歳で、アキレス腱断裂からの復帰には長い時間が必要になるとみられます。この怪我は、バックアップとして出番を得る機会が一気に遠のいたことを意味します。ESPNが伝えたのは事実関係までで、復帰時期の見通しは示されていません。ここは続報を待つべき部分で、無理に推測を重ねるべきではないでしょう。ただ、チームにとって痛手であることは間違いありません。

優勝経験者を失う重み

ヒューポルティは昨季、ニックスの優勝メンバーに名を連ねました。ESPNは彼をバックアップセンターと位置づけています。1年340万ドルという契約規模からも、主力というより層を厚くする位置づけだったと読めます。

だからこそ、代わりを探す動きは地味ながら重要です。大型補強ではなく、数百万ドル規模の小さな手当てが、シーズンを通した出場時間の配分や、エンビードの負担に影響していく可能性があります。続報では、76ersが障害選手特例を申請するのか、2ウェイ枠をどう使うのかにも注目です。

76ersは今季、レブロンの加入という大きな話題を抱えています。華やかな話題の陰で、こうしたロースターの細部がどう整えられていくのかは、長いシーズンを占う要素になります。開幕までの約2週間で、補強の動きがあれば速報として整理してお伝えします。

なお、チームは空いているロースター枠と2ウェイ枠の二つを抱えています。ESPNによれば、ロースター枠は誰かをウェイブするか小さなトレードで余裕を作らない限り使えず、2ウェイ枠はセンターで埋める選択肢があります。限られたカードの中で、76ersがどの順番で手を打つのかが、開幕前の最大の見どころになりそうです。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/50118908/76ers-lose-backup-center-ariel-hukporti-torn-achilles

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