WNBA FAN ブログロゴ

エースの左手に走った異変、グレイ欠場で問われるドリームの層の厚さ

 

WNBAセミファイナルで1勝を先行したアトランタ・ドリームに、嫌な知らせが届きました。チーム最多得点のアリシャ・グレイが、左手薬指のけがで第2戦を欠場すると発表されました。勝った第1戦の裏で積み重なっていた不安が、ついに出場可否という形で表に出た格好です。

前半で二度痛めた左手、第2戦は欠場が決定

グレイが最初に左手を押さえてコートを離れたのは、第1戦の第1クォーター残り3分59秒でした。その後いったんプレーに戻ったものの、前半終了間際の残り3分44秒、ルーズボールに飛び込んだ際に同じ左手を再び痛めています。報道によると、試合中は指を2本テーピングしていましたが、シュートを外した後にテープを外す場面もあったそうです。

X線検査を受け、火曜日には左手薬指の診察を予定していると伝えられています。詳しい診断名や復帰時期は公表されておらず、症状の程度は要確認です。ただ、第2戦は欠場すると正式に発表されました。

エースの穴の大きさを数字で見る

グレイは今季、平均19.2得点を記録していたドリームの得点源です。プレーオフ1回戦のミスティックス戦でも2試合続けて22得点を挙げており、短期決戦でも出番と得点の両方を背負ってきました。そのエースが抜けた第1戦でドリームが92対82で勝てたのは、カナダの25得点5スティールと、ボナーのベンチからの得点があったからです。

ただし、この勝ち方が再現できるかは別の話です。第1戦ではリバティが21本のターンオーバーを重ね、ドリームはそこから32得点を奪いました。相手が修正してくれば、同じ展開は期待しにくいでしょう。グレイの得点だけでなく、チームのリズムを作る存在でもあるため、役割の穴は数字以上に大きいと感じます。

今季のグレイは、6月に上半身の負傷で途中退場し、8月には空中で交錯して転倒し緊急退場する場面もありました。いずれも試合に戻ってきた選手だけに、今回の欠場決定はそれだけ状態が軽くないことを示しているとも受け取れます。もっとも、重さの程度は公式には明かされていないため、断定は避けたいところです。

チームが口にした「次の誰か」という覚悟

ナターシャ・ハワードは、親友が負傷する姿を見るのはつらかったと話し、今季どれだけ努力してきたかを知っているだけになおさらだと語っています。ナズ・ヒルモンは、グレイと同じことができる選手はいないとしたうえで、全員が少しずつ役割を増やすと話しました。チームは「次に出る選手が穴を埋める」という姿勢で第2戦に臨むようです。

ドリームにとって準決勝進出は2018年以来で、カール・スメスコ体制での勝負の秋でもあります。リースの守備、カナダの勢い、ボナーの経験という柱がそろっているのは心強い材料です。一方で、左手という部位はシュートにもボール扱いにも直結します。仮にシリーズ後半で戻ってきても、本来のタッチを取り戻せるかは見極めが必要でしょう。

今後の展望と観戦ポイント

第2戦は現地水曜日にアトランタで行われ、ここで連勝すれば一気に主導権を握れます。逆にリバティが修正してタイに持ち込めば、グレイ不在の影響がじわじわ効いてくる展開も考えられます。注目したいのは、ガード陣の起用順と、ボナーの出場時間がどこまで伸びるかです。

グレイなしでも勝ち切れるのか、それとも欠場が流れを変えるのか、ファンの間でも意見が割れそうなところです。試合の最新情報は、WNBA公式サイトやドリーム公式の発表で確認してください。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/allisha-gray-injury-atlanta-dream-202309827.html

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です