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来季は1万7000人、今季の決勝は行き場なし——ドリームを襲う会場三重ブッキングの皮肉

 

準決勝でニューヨーク・リバティとの激戦を戦っているアトランタ・ドリームに、コートの外から思わぬ難題が持ち上がっています。もしファイナルに進んだ場合、本拠地として使いたいステート・ファーム・アリーナの日程が、ホーム開催になりうる3試合すべてで埋まっているというのです。勝ち上がるほど会場が足りなくなるという、うれしくも頭の痛い話です。

3つの日程すべてに先約があるという事実

報じられているところでは、ドリームがホームで戦う可能性のあるファイナルの日程のうち、10月22日の第3戦にはSombrのコンサートが入っています。10月24日の第4戦と10月29日の第6戦は、NBAホークスのホームゲームです。ホームの試合が組まれるはずの3日が、見事に全部ふさがっている形になります。

ドリーム広報は「ホーム会場の詳細を詰めており、勝ち上がった場合にはできるだけ早く発表します」という趣旨のコメントを出しています。現時点で代替会場は明らかになっておらず、ここから先は続報待ちです。

対照的なバルキリーズの対応

同じように準決勝を戦っているゴールデンステート・バルキリーズは事情が異なります。本拠地チェイス・センターでは10月19日の第2戦にドジャ・キャットの公演が入っていましたが、バルキリーズは、ファイナルに進んだ場合は全試合を開催できるよう会場側が対応し、コンサートは日程変更になると確認したと伝えられています。

アリーナ側が主役をバスケットボールに譲るのか、それとも先約を優先するのか。この差は、WNBAがまだ「会場を押さえる側」ではなく「空きを借りる側」に立たされている場面があることを映しているように見えます。

来季から変わる本拠地という伏線

皮肉なのは、ドリームが来季の2027年から、ステート・ファーム・アリーナを複数年契約でフルタイムの本拠地にすると発表したばかりだという点です。これまでの本拠地はカレッジパークのゲートウェイ・センターで、収容は約3500人。新天地は約1万7000人と、約5倍近い規模になります。

ドリームは来季、25のホームゲームをすべて同アリーナで行う予定です。すでに同アリーナを8回満員にしており、シーズンチケット会員は5年で400%増えたとされています。球団社長のモーガン・ショー・パーカーは、この移転を「エキサイティングな新章」と位置づけています。

今後の展望と独自の見方

私は、今回の件を「来季の予行演習」として見ています。1万7000人規模の会場を本拠地にする以上、プレーオフ日程とアリーナの興行カレンダーをどう両立させるかは、これから毎年向き合う課題です。ホークスと同じ建物を使う以上、10月の後半は特に重なりやすいと考えられます。

もっとも、まずはファイナルに進むことが前提です。ドリームは準決勝第1戦を制しましたが、第2戦ではエースのアリーシャ・グレイが欠場する見通しと報じられています。コート上の試練と、コート外の日程調整。この2つを同時に乗り越えられるかが見どころです。

ファンの目線では、ファイナルのチケットを狙う人ほど会場の確定が気になるところです。公式発表が出次第、あらためてお伝えします。

※元記事は The Spun の報道を Yahoo Sports が転載したものです。日程は報道時点のもので、変更される可能性があります。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/atlanta-dream-could-scheduling-conflict-225448659.html
補足参照:https://highposthoops.com/atlanta-dream-announcement-is-long-overdue-but-also-comes-just-in-time

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