ニックスはレギュラーシーズンのロスターを固める最終局面で、バックアップセンターの枠をめぐる判断を迫られています。SNYのイアン・ベグリー記者はYahoo Sportsに掲載された記事で、ジェームズ・ウィズマンの開幕ロスター入りは確実だと書いています。そのうえで、ブルース・ブラウンも残す案に強い支持があるとの見解を示しています。
ただし両方を抱えるには条件があります。ニックスは月曜の午後までにトレードを成立させて、枠を空ける必要があります。
動かす駒はダディエとコレック
ベグリー記者は、ニックスが3年目のウィングのパコメ・ダディエを動かす可能性が高いとの見方を示しています。さらに週末から月曜にかけて、3年目のガードのタイラー・コレックを含むほかの取引も探ると書いています。
交渉の条件は厳しいものです。ニックスは相手チームに、年俸を送り返さずに選手を引き取ってもらうよう求めることになります。そのため、自軍の2巡目指名権を添える必要が出てきます。
ベグリー記者によると、ニックスは今後7年間のドラフトで少なくとも11本の2巡目指名権を持っています。シャーロット・ホーネッツやロサンゼルス・レイカーズなどもロスターの枠不足を解消するため、2巡目指名権を付けて選手を手放そうとしています。同じ買い手を奪い合う構図で、手持ちの指名権が多いニックスは有利な立場にいます。
マイク・ブラウンHCが語った2人の評価
マイク・ブラウンHCはブルース・ブラウンについて、タフさ、経験、感覚を高く評価しました。「勝者のベテラン」と呼び、攻守の両面で複数のポジションをこなせる点も挙げています。ブルース・ブラウンはデンバー・ナゲッツで優勝を経験した選手です。
ウィズマンについては「若くて才能があるが、まだ粗削り」と語りました。身体能力、長い腕、クイックネスを評価し、25歳でまだ全盛期に達しておらず、これまでプレーした時間が限られていたと述べています。ドライブやピック&ロールの場面でリムに脅威を与える点が、ニックスの助けになるとも語りました。ウィズマンはドラフト全体2位で指名された選手です。
ベグリー記者が挙げた条件は、年俸を返さずに引き取ってもらうことと、2巡目指名権を添えることの2点です。交渉の入口は決まっているため、あとは受け皿になるチームを月曜までに見つけられるかどうかにかかっています。
ウィズマンが25歳という年齢は、HCが語った「全盛期に達していない」という評価と合っています。経験の少ない大型選手は、起用法しだいで伸びる余地が大きく、ニックスにとっては低いコストで抱えられる賭けです。
両取りが最善の選択になる
2人の役割はほとんど重なりません。ウィズマンは縦の脅威とリムまわりの高さを持つセンターで、ブルース・ブラウンは複数のポジションを守れる経験豊富なコンボガードです。どちらか一方を切れば、ニックスは別の弱点を抱えることになります。ブルース・ブラウンはマイク・ブラウンHCが「勝者」と呼ぶ実績を持ち、ウィズマンはHCが認める身体能力を持っています。役割が違う2人は、ロスターに並べても互いの出場時間を奪いません。
トレードに必要な2巡目指名権は、ニックスが最も余らせている資源です。11本という数字は、ロスターの枠を買うために使うことができます。ほかの球団が同じ手段で枠を空けようとするなか、指名権の本数で劣るチームは交渉で不利になります。ニックスはその競争で優位に立っています。ニックスはダディエを軸に月曜までに取引をまとめ、ウィズマンとブルース・ブラウンの両方を開幕ロスターに残すべきです。
引用:https://sports.yahoo.com/articles/knicks-weighing-options-keep-both-043706251.html

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