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7億ドルの値札、ウォルターがスパークスを手放す舞台裏とリーグ記録3億ドルの壁

 

ロサンゼルス・スパークスの 過半数オーナーのマーク・ウォルターが、チームを練習施設とあわせて7億ドル以上で売却する意向です。Yahoo Sportsによると、実現すればWNBA史上最高額の取引になります。

7億ドルという数字が持つ重み

Yahoo Sportsによると、現在のリーグ記録は、フェルティタ家がコネティカット・サンを買収した際の3億ドルです。サンは2027年シーズンからヒューストンへ移転します。スパークスの希望額7億ドルは、この記録の約2.3倍にあたります。

Sporticoが2026年4月に公表した評価額では、スパークスは4億ドルでリーグ7位でした。希望額との差は3億ドルで、評価額の1.75倍です。同じ評価で最上位はバルキリーズの8億5000万ドル、2位はリバティの6億ドルでした。ウォルターが求める価格は、2位のリバティすら上回ります。

Yahoo Sportsは、Sporticoの予測が実際の売却価格と食い違うことが多いとも指摘しています。7億ドルは評価額の延長線ではなく、ウォルターが掲げた希望額です。

レイカーズ、チェルシーに続く3つ目の売却

ウォルターは2014年からスパークスの過半数株式を保有してきました。その2年前の2012年には、グッゲンハイム・パートナーズのグループがドジャースを買収しています。共同オーナーにはマジック・ジョンソン、トッド・ボーリー、ロバート・パットン、スタン・カステンが名を連ねます。

ウォルターは今年8月、レイカーズの過半数株式をボブ・アイガーとジョシュア・クシュナーに125億ドルで売却しました。自身が支払った額は100億ドルで、25億ドルの上乗せです。続く9月にはチェルシーの持ち分も手放しました。Yahoo Sportsによると、連邦検察は昨年秋から、ウォルターの保険会社が自らの支配する企業と結んだ取引について、関係が適切に開示されたかを調べています。

一方で、ウォルター側はドジャースは売却しないという姿勢を崩していません。ウォルターの下でドジャースはワールドシリーズを3度制し、ナ・リーグ西地区を13度制しています。ウォルターはほかにPWHL、キャデラックF1チーム、インディカーのアンドレッティ・グローバルにも関わっており、手放す対象はレイカーズ、チェルシー、スパークスの順に広がりました。

買い手の顔ぶれがリーグの地図を決める

スパークスは1997年の創設からWNBAを支えてきた名門で、ロサンゼルスという巨大市場に根を張ります。売却額の議論は、この市場価値をどこまで価格に乗せられるかに集約されます。

スパークスは近年プレーオフから遠ざかっていますが、リーグ屈指の歴史と知名度は変わりません。この看板が、ウォルターの掲げる評価額を支える最大の根拠です。

サンの3億ドルは移転を前提にした取引で、スパークスの案件とは条件が違います。ロサンゼルスに残る球団が7億ドルで売れれば、WNBAの球団価値の物差しは一気に書き換わります。バルキリーズやリバティといった上位球団のオーナーにとっても、評価額を引き上げる追い風です。

7億ドルが成立するかどうかは買い手の登場で決まります。ただ、レイカーズが評価額を10億ドル以上上回って売れた今年の相場を見れば、ウォルターが強気の値札を掲げる理由は十分にあります。スパークスの売却は、WNBAが投資対象として新しい段階に入ったことを示す取引になります。

引用:https://sports.yahoo.com/wnba/article/mark-walter-reportedly-looking-to-sell-wnbas-sparks-after-lakers-chelsea-sales-225949653.html

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