カーライル ペイサーズ WNBAブログ HC

6人だけで戦い抜いた夜、11人欠場のペイサーズが刻んだ80年ぶりの異変

 

11月2日、インディアナポリスで行われた試合でアトランタ・ホークスがインディアナ・ペイサーズを108対104で下しました。この試合でペイサーズが使ったのはわずか6人です。ESPNによると、シーズン序盤にここまで少ない人数で戦ったチームは、1948年のレイカーズが3試合目に5人を使って以来、80年近くぶりです。ペイサーズは5連敗で2勝6敗となりました。

6人で40分を回し切った内訳

先発はジェイ・ハフ、クエントン・ジャクソン、ジャレース・ウォーカー、ブレイデン・スミス、ジャレン・スローソンの5人で、控えはコビー・ブラウンただ1人でした。スミス、スローソン、ブラウンの3人はツーウェイ契約です。出場時間が最も長かったのはウォーカーの44分で、最も短かったジャクソンでも34分に達しました。

試合前の時点で欠場していたのは11人です。タイリース・ハリバートン(ハムストリング)、パスカル・シアカム(休養)、ジョニー・ファーフィー(膝)、T.J.マコネル(ハムストリング)、ラリー・ナンスJr.(体調不良)、アンドリュー・ネムハード(頸部)、アーロン・ネスミス(ハムストリング)、ベン・シェパード(膝)、オービ・トッピン(腰の捻挫)、イバ・ズバッツ(足首)、そしてケリー・ウーブレJr.(膝の打撲、直前の欠場)です。ESPNによると、欠場した11人の年俸総額は約1億9300万ドルで、出場した6人の合計は約1500万ドルです。単純に比べると、ベンチに座った11人の年俸は、コートに立った6人のおよそ13倍にあたります。

ホークスではニケール・アレクサンダー=ウォーカーが34点を挙げました。ペイサーズは終盤に食い下がり、残り1分36秒でジャクソンがアレクサンダー=ウォーカーからボールを奪って自らレイアップを決め、2点差まで詰めました。残り43.1秒にはジャクソンが勝ち越しとなる3Pを放ちましたが、外れました。残り10.2秒にオンイェカ・オコンウが決めたジャンパーが、108対104とする決定打になりました。

1948年と2004年、数字が語る異例さ

ESPNによると、今季これまでの最少人数は、10月25日にフィラデルフィアが記録した8人でした。ペイサーズはそれを2人下回ったことになります。過去15シーズンで6人以下だったチームはこの試合を除いて7チームあり、そのほとんどが順位に影響しないシーズン終盤の消化試合でした。開幕8試合目の勝敗が懸かる試合で6人というのは、近年の記録の中でも際立っています。しかも相手は消化試合ではなく、勝てば順位に響く通常のレギュラーシーズンの一戦でした。

ペイサーズが6人で戦ったのは、2004年11月20日のオーランド戦以来です。この試合は、選手と観客が衝突した「マリス・アット・ザ・パレス」の乱闘の翌日でした。リック・カーライルHCは試合後、この2004年の試合について「今でも人々はあの試合のことを話している」と語りました。

連戦の2日目に出た休養判断の重み

この試合は連戦の2日目でした。ESPNによると、欠場の一部はケガ、一部は連戦に合わせた休養やコンディション管理です。カーライルは試合前に、休養の理由を「インジュリー・マネジメント」と説明しました。試合後には「彼らは全員、出場時間が長すぎた」と述べたうえで、選手たちが「全力を尽くした」と称えました。スミスも「全員が素晴らしい仕事をしたと思う」と語っています。

ハリバートンは少なくとも2週間は戦列を離れます。6人で4点差まで迫ったという事実は、層の薄さの問題ではなく、誰を出せるかの運用がそのまま結果に直結していることを示しています。主力が戻るまでウォーカーとジャクソンに40分前後の負担がかかる状況が続けば、2勝6敗からの巻き返しは、復帰組がどれだけ早く揃うかで決まります。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/50364213/missing-11-players-pacers-play-just-six-loss-hawks

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