エンジェル・リース

なぜリースは敗退直後のPMACに戻ったのか、131対22の夜に見えた絆の裏側

 

アトランタ・ドリームのエンジェル・リースが、11月5日(現地時間)にルイジアナ州バトンルージュのピート・マラビッチ・アセンブリー・センター(PMAC)に姿を見せました。全米9位のLSUが迎えたテキサス・サザン戦を観戦するためで、ヘッドコーチのキム・マルキーが笑顔で出迎え、2人は並んで写真に収まりました。試合はLSUが131対22で圧勝し、リースの帰還は夜のもうひとつの主役になりました。

PMACで交わされたリースの言葉

Yahoo Sportsによると、リースはespnWの取材に「ええ、戻ってこられてとても嬉しいです」と語り、「PMACに戻ってくるのはいつでもいいものです」と続けました。ファイナルの結果については「あと1試合足りませんでしたが、すべてには理由があります」と話しました。ゴールデンステート・ヴァルキリーズに敗れた2026年WNBAファイナル第7戦を、前向きに受け止めている言葉です。アトランタでプレーできていることは夢が叶った形だとも述べました。

ClutchPointsによると、LSUはハーフタイムにリースを称え、2023年の全米制覇をたたえる場面を設けました。彼女にとってPMACは、いまも自分の名前が響く場所です。

数字で見る、リースとLSUの時間

リースはメリーランドから転籍し、LSUで2シーズンを過ごしました。2023年の全米決勝ではアイオワを102対85で破り、LSUに女子バスケットボール史上初のディビジョンI優勝をもたらしました。ファイナルフォーの最優秀選手に選ばれ、2024年にはSECの年間最優秀選手にも輝いています。LSUでの通算成績は67試合で平均20.9点、14.4リバウンド、ダブルダブルは61回に達しました。全試合で2桁得点を記録した事実は、彼女の安定感を物語ります。

プロ1年目の2026年も、数字はリースの価値を裏づけます。ドリームは30勝14敗で4位に入り、リースはレギュラーシーズンに平均16.4点、12.1リバウンド、1.8スティールを残しました。プレーオフは11試合で平均16.1点、11.0リバウンド、1.4スティール、1.7ブロックです。ファイナル第2戦では30点15リバウンドを記録し、79対65の勝利を引き寄せました。一方で、ファイナルの最後の4試合はいずれも15点以下にとどまり、頂点に届かなかった悔しさが残りました。

敗退の傷とホームの温度差

ファイナル第7戦はチェイス・センターで行われ、リースは第4Qにフリースローを外す場面もありました。優勝に1試合届かなかった事実は重く、シーズンを終えたばかりの選手が真っ先に向かった先が母校だったことに意味があります。131対22という一方的なスコアの会場で迎えられた温かさは、アトランタで受けた痛みを和らげるものでした。

2023年のリースは、クラークのアイオワを倒して全米の主役になりました。2026年のリースは、あと1勝で頂点を逃した24歳のオールラウンダーとしてPMACに戻りました。勝者として称えられる立場から、敗れてなお称えられる立場へ移ったことで、リースの存在感は一段と厚みを増しました。ホームの声援は、彼女がドリームの顔として来季に挑む後押しになります。

来季へ向けたリースの立ち位置

ドリームは今季、30勝14敗でファイナルまで勝ち上がり、リースはその中心に立ちました。レギュラーシーズンでの12.1リバウンドとプレーオフでの1試合平均1.7ブロックが示すとおり、ゴール下の支配力は第一級です。敗れた第7戦の悔しさは、来季の最大の燃料になります。PMACで受けた声援を力に変え、リースは次のシーズンでファイナルの借りを返しにいきます。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/dream-angel-reese-gets-warm-043525050.html

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