試合展開
立ち上がりはシアトルがジュエル・ロイドの3ポイント2本でリズムをつくり、第1クォーターを26-22で先行しました。第2クォーターはコネチカットがアリッサ・トーマスを起点に速攻を連発し、ハーフタイムは46-44とサンが逆転。
後半に入ると一進一退が続き、第3クォーター終了時点で69-69の同点となります。勝負を分けたのは第4クォーター残り3分40秒からの13-2ランでした。デワナ・ボナーのスティールからブレオナ・ジョーンズが連続バスケットカウントを決め、さらにタイ・ハリスのコーナー3で90-82。ストームはロイドのドライブで追いすがりましたが、最後の同点狙いの3ポイントはリムを外れ、サンが逃げ切りました。
注目選手とスタッツ
- ブレオナ・ジョーンズ:25得点9リバウンド。クラッチでバスケットカウントを2本奪い、勝負を決定づけました。
- アリッサ・トーマス:14得点12リバウンド9アシスト。あと1アシストでトリプルダブルという万能ぶり。
- デワナ・ボナー:18得点6リバウンド3スティール。終盤の守備と速攻で流れを引き寄せました。
- ジュエル・ロイド:28得点5アシスト。前半だけで17得点と爆発し、最後まで気を吐きました。
- ネカ・オグウミケ:18得点10リバウンド。ペイントで存在感を示し、守備でもチームをけん引。
- エジー・マグベゴー:12得点8リバウンド3ブロック。リムプロテクトで光りましたがファウルトラブルに苦しみました。
試合後のコメント
- ジョーンズ「チームメイトがよくボールを入れてくれたので、落ち着いてフィニッシュできました。終盤の粘りは今季いちばんだったと思います」
- トーマス「リバウンドとディフェンスを徹底すれば、オフェンスは自然についてくると話していました。その通りの展開になって良かったです」
- ロイド「最後までチャンスはありましたが、要所で自分たちのミスが出ました。リバウンドとターンオーバーを改善して次に備えます」
コネチカットはこれでホーム5連勝となり、イースト首位の座を堅守しました。一方シアトルはロイドの奮闘が光りながらも第4クォーターの失速が響き、ロード3連戦を1勝2敗で終えています。

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