NBAで2度の優勝を経験し、殿堂入りも果たしたクリス・ボッシュが、まだ序盤戦の2026年シーズンにもかかわらず、早くも優勝チームを言い切りました。その本命に挙げたのが、エースのナフィーサ・コリアーを欠きながらリーグ最高勝率を走るミネソタ・リンクスです。日曜のダラス戦を引き合いに、いまのリンクスは止まらないと熱弁したその予想は、ファンの間で賛否を呼びそうな大胆さでした。MVP級の柱を欠いてなおこの評価という点に、いまのリンクスの充実ぶりが凝縮されていると感じます。
コリアー不在で15勝4敗、ロードでは9勝1敗の圧倒
ボッシュが根拠に挙げたのは、まずその数字です。リンクスはリーグトップの15勝4敗をマークし、直近6試合で5勝。アウェーに限れば9勝1敗という驚異的な成績を残しています。日曜にはダラスの本拠地に乗り込み、6連勝中だったホーム連勝を止めての勝利でした。ボッシュは番組で「Wの優勝はリンクスだ」と断言し、その理由を並べ立てています(Yahoo Sports)。特に評価したのがバックコートの層の厚さで、コートニー・ウィリアムズ、ケイラ・マクブライド、そして新人のオリビア・マイルズの名を挙げ、まだ見たことがないなら言っておくと前置きしたうえで、マイルズは本物だと絶賛しました。一線級の元プレーヤーがここまで明言するのは、それだけ今のリンクスの内容が際立っているということでしょう。
コリアーを欠いてなお首位という異常事態
本来リンクスの柱は、MVP候補のコリアーです。しかし3月に受けた左足首の手術から回復途上にあり、開幕からここまで戦列を離れています。それでもチームが崩れるどころか首位を独走しているのは、ドラフト全体2位で加入したマイルズの即戦力ぶりが大きいといえます。マイルズはキャリア最初の6試合で平均15得点・5リバウンド・5アシストを記録し、これはケイトリン・クラーク、サブリナ・イオネスク、キャンディス・パーカーに次ぐ史上4人目の快挙でした。月間最優秀新人にも輝き、新人王レースの先頭を走っています。指揮官のシェリル・リーブが通算最多勝記録に並んだのも、こうした選手層の厚さあってこそでしょう。スター不在の穴を、若手の台頭とベテランの安定感で埋めきっている点に、このチームの底力がうかがえます。
コリアー復帰で「無敵」は本当か
ボッシュは、コリアーが戻れば無敵になるとまで言い切りました。確かに、いまの破壊力にインサイドの主役が加われば、マイルズはより楽にプレーできるはずで、戦力の上積みは計り知れません。一方で筆者は、復帰のタイミングと連係の再構築こそが鍵になると見ています。コリアーはまだ軽い調整を始めた段階で、復帰時期は流動的です。長期離脱明けの主力をどう組み込むかは、好調なチームほど難しい作業でもあります。加えて、エーシズやリバティといった常連の強豪も虎視眈々と上位を狙っており、ボッシュの予言がそのまま現実になるかは、後半戦の戦い方次第といえます。それでも、ここまで積み上げた15勝4敗という土台は、本命視を十分に裏づける数字だと感じます。
今後の注目ポイント
リンクスは引き続き過密日程を戦います。コリアーの復帰時期、マイルズの新人王レース、そしてリーブの単独最多勝達成は、いずれも今後数週間の見どころです。リーグ最高勝率チームの戦いぶりは、30周年シーズンの行方を占う試金石になりそうで、ボッシュの大胆な予言が当たるのか外れるのか、最後まで目が離せません。
引用:https://sports.yahoo.com/articles/nba-legend-chris-bosh-predicts-014437125.html

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