【WNBA記録に並ぶ衝撃】テンポのメイブレーが53得点を爆発、スパークスを粉砕した歴史的一夜(125-97)

 

とんでもない夜が、トロントで生まれました。6月25日(日本時間26日)、ホームでロサンゼルス・スパークスを125-97で粉砕した一戦で、トロント・テンポのマリーナ・メイブレーが1試合53得点を叩き出し、WNBAの1試合最多得点記録に並んだのです。拡張1年目のチームから、リーグの歴史に名を刻む大爆発が飛び出しました。残り1分でベンチに退く際、観客は一度交代にブーイングを送り、直後に大歓声と「We Want Mabrey!」のコールでその夜を称えたといいます。数字だけでなく、空気そのものが震えた一戦だったことが伝わってきます。

53得点・9本の3Pという異次元のスタッツ

この日のメイブレーは、フィールドゴール17/28、3ポイント9/18、フリースロー10/12という驚異的な内容で53得点を記録しました。特筆すべきは9本成功させた3ポイントで、これもWNBAの1試合記録に並ぶ数字です。本人にとっては自身2度目の9本到達で、シューターとしての異常な再現性を見せつけました。

さらにこの53得点は、拡張チームであるテンポのチーム最多得点記録だった38点(ブリトニー・サイクスが2度記録)を一気に塗り替えるものでした。メイブレーの好調は一夜限りではありません。直近3試合で合計113得点を挙げており、これは3試合合計でWNBA史上最多という記録になります。チームメートのジュリー・アルマンも13得点14アシストと司令塔として機能し、テンポはチーム史上最多となる125得点をマークしました。

カンベッジ、エイジャに並ぶ「53」という数字の重み

1試合53得点という数字が、いかに途方もないものか。これまでこの大台に到達したのは、2018年7月17日にダラスで記録したリズ・カンベッジと、2023年8月22日にラスベガスで記録したエイジャ・ウィルソンのわずか2人だけでした。リーグを代表する得点源として君臨してきた2人に、拡張チームの一員であるメイブレーが肩を並べたのです。

スパークス側はニーカ・オグウミケとデリカ・ハンビーが21得点ずつを挙げて応戦しましたが、メイブレー1人の得点に届かないという、なんとも象徴的な数字になりました。エースのケルシー・プラムを負傷で欠く台所事情の苦しさが、結果的に歴史的な被弾という形で表れてしまった印象です。元記事はこの夜を「忘れられない夜」と表現しています。

勢力図を揺らすか、テンポの今後の展望

この勝利でテンポは9勝9敗とし、勝率5割に復帰しました。一方のスパークスは8勝9敗。拡張1年目のチームがシーズン折り返しを前に5割を維持していること自体が驚きですが、メイブレーという爆発力を持つ得点源を擁する以上、プレーオフ争いに本格的に名乗りを上げる可能性は十分にあると見ています。

テンポはこの試合から9連戦のホームスタンドに突入しました。その中にはモントリオールのベルセンターで開催される2試合も含まれており、カナダ全土を巻き込んだ盛り上がりが期待されます。拡張チームが記録と話題の両方を生み出している現状は、リーグ拡大の追い風そのものと言えるでしょう。メイブレーがこの得点ペースをどこまで維持できるか、そしてチームを勝ち越しへ押し上げられるかが、後半戦最大の見どころになりそうです。

関連情報

テンポはホームでの9連戦を戦っており、モントリオールのベルセンターでの2試合も控えています。メイブレーの次なる爆発と、カナダでの熱狂に注目してください。最新の試合日程やスタッツはWNBA公式の各種記録で随時確認できます。

引用:https://www.espn.com/wnba/story/_/id/49181720/tempo-mabrey-scores-53-tie-wnba-single-game-scoring-record

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