WNBA専門メディアのESPNが、2026年シーズン折り返し地点でのリーグ「トップ50」ランキングを発表しました。5月のプレシーズン版では対象外だった新人が5人ランクインし、そのうちミネソタ・リンクスのオリビア・マイルズがいきなりトップ10に食い込むなど、前半戦の勢力図がくっきりと浮かび上がる内容です。首位に立ったのは、やはりあの絶対的な存在でした。
首位はエイジャ、2位プラム、3位クラーク
1位に輝いたのはラスベガス・エーシズのエイジャ・ウィルソンで、プレシーズンから首位をキープしました。今季は平均25.7得点9.4リバウンド2.0ブロックという圧巻の数字を残し、通算5度目のMVP獲得を狙います。19試合中14試合で20得点以上をマークし、シーズン最高は45得点。その安定感は群を抜いています。
2位はプレシーズン9位から急上昇したロサンゼルス・スパークスのケルシー・プラムで、平均23.9得点6.4アシスト、フィールドゴール成功率52.7%はいずれも自己ベースのペースです。6月13日のフェニックス戦では自己最多の43得点をマークしました。3位には平均21.2得点8.2アシストのケイトリン・クラーク(インディアナ・フィーバー)が入り、プレシーズン10位から大きく順位を上げています。クラークは20得点5アシスト以上を6試合連続で記録し、これはWNBA史上最長の記録です。4位は昨季新人王のペイジ・ベッカーズ、5位はニューヨーク・リバティのブレアナ・スチュワートと続きました。
新人5人がランクイン、順位変動も鮮明に
今回の大きな話題は、プレシーズンで対象外だった新人が5人もリスト入りしたことです。中でもドラフト2位のマイルズは6位につけ、新人王の最有力候補でありながらMVP争いにも顔を出しています。平均18.7得点5.7アシスト4.8リバウンドを記録し、リーグ史上最速で通算300得点100アシストに到達したという事実が、その非凡さを物語ります。
順位変動も見どころです。トロント・テンポのブリトニー・サイクスはプレシーズン28位から12位へ、アトランタ・ドリームのエンジェル・リースは22位から13位へと大きくジャンプアップしました。リースは平均11.6リバウンドでリーグトップに立っています。一方、プレシーズン2位だったアリッサ・トーマス(フェニックス・マーキュリー)は10位に。それでも平均8.4アシストはリーグ最多で、司令塔としての価値は健在です。7位アリーシャ・グレイ、8位ライン・ハワード、9位ジャッキー・ヤング、11位ケルシー・ミッチェルと、実力者が中位以降にもずらりと並びます。
コリアー不在の中で進むMVPレース
見逃せないのは、今回のランキングが「2026年にまだ出場していない負傷者は対象外」というルールで作られている点です。両足首の手術から復帰途上のナフィーサ・コリアーは、この条件で選外となりました。裏を返せば、コリアーが戻ればトップ層の順位はさらに激しく動く可能性が高いということです。首位リンクスをコリアー抜きで牽引してきたマイルズの評価が、彼女の復帰後にどう変わっていくのかも興味深いところです。
上位を見渡すと、ウィルソン、プラム、クラーク、ベッカーズと得点力に長けたガード・センターが並び、シーズン後半のMVPレースは大混戦が予想されます。ランキングはシーズンを通じて更新されるとのことで、後半戦のパフォーマンス次第で顔ぶれは大きく塗り替わっていくはずです。負傷離脱が続くプラムやサイクスの復帰時期も、順位を左右する重要なポイントになりそうです。
WNBAはオールスターを控えたシーズン中盤に突入しています。トップ50に名を連ねたスターたちが後半戦でどんな数字を積み上げるのか、各選手の最新スタッツやランキングの続報を、今後の試合結果とあわせて追いかけていきたいところです。詳細はESPNの元記事で確認できます。
引用:https://www.espn.com/wnba/story/_/id/49221564/wnba-2026-top-50-player-rankings-wilson-plum-clark-bueckers-stewart-miles

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