WNBAにまた一つ、歴史的な金字塔が打ち立てられました。コネチカット・サンのブリトニー・グライナーが、現地時間6月22日のシカゴ・スカイ戦で通算878ブロックを記録し、WNBA史上最多ブロックの新記録保持者となりました。長く破られなかった大記録の更新であり、彼女のキャリアの偉大さを改めて世界に示した夜です。第一報を見た瞬間、ついにこの日が来たかと胸が熱くなりました。攻守両面でリーグを牽引してきた象徴的なセンターが、また一つ歴史の頂点に名を刻みました。
ディデックを抜いた歴史的な一本
舞台はモヘガン・サン・アリーナで行われたシカゴ・スカイ戦でした。グライナーはこの試合で4ブロックを積み上げ、通算878本に到達。これまで歴代1位だったマーゴ・ディデックの877本を抜き、単独トップへと躍り出ました。記録を更新したのは第3クォーター、本拠地のファンとチームメートは惜しみない拍手でレジェンドの偉業を称えました。この日のグライナーは攻撃でもチーム最多の14得点に8リバウンドを記録し、両面でチームを支えています。両チーム合わせて勝率が極端に低い苦しい一戦でしたが、その中でも記録は確かに刻まれました。節目の一本がブロワウトの試合で生まれたことも、長いシーズンの何気ない一夜に歴史が宿るというバスケットボールの面白さを感じさせます。
長く守られた記録、その重み
ディデックは1998年から2008年までWNBAでプレーし、877ブロックという金字塔を残した名センターです。218cmの長身を生かしたリムプロテクトで一時代を築きましたが、2011年に37歳の若さでこの世を去っています。彼女が積み上げた記録は、引退から長い年月をかけてようやく塗り替えられました。一方のグライナーも、2013年に全体1位指名でリーグ入りして以来、最高峰のショットブロッカーとして君臨してきました。2014年6月には当時のタルサ・ショック戦で1試合11ブロックというシングルゲーム記録も樹立しており、ゴール下の支配力はまさに別格です。リサ・レスリー、シルビア・ファウルズ、キャンディス・パーカーといった伝説たちが並ぶ通算ブロックのトップ10において、現役選手は彼女とエイジャ・ウィルソンのわずか2人だけという事実が、記録の価値を物語っています。長いリーグの歴史の中で、ゴール下を最も長く、最も高く守り続けた存在がグライナーであると、数字が証明した形です。
900ブロックの先へ、そして去就の行方
シーズンはまだ序盤であり、グライナーが900ブロックの大台に到達する可能性は十分にあります。これまでに10度のオールスター選出を誇り、2014年にはフェニックス・マーキュリーでダイアナ・トーラジとともにリーグ制覇を経験した彼女は、長いキャリアの大半をフェニックスで過ごしてきました。昨季はアトランタ・ドリーム、そして今季は1年契約でコネチカット・サンへと活躍の場を移しています。チームは現在プレーオフ争いから遠い位置におり、ベテランの今後の去就にも視線が集まりそうです。仮に優勝を狙うチームが終盤に彼女を必要とする展開になれば、リムプロテクターとしての価値は今なお高く、移籍の可能性も決してゼロではないでしょう。キャリア晩年にこれだけの記録を更新し続ける姿勢こそ、彼女が殿堂入り確実と言われる理由なのだと感じます。
今後の試合と観戦情報
今後の試合では、グライナーがブロック数をどこまで伸ばすか、そして低迷するコネチカット・サンが浮上のきっかけをつかめるかが見どころです。歴史を更新し続けるレジェンドのプレーを、ぜひ見届けてください。詳細は元記事でも確認できます。
引用:https://sports.yahoo.com/articles/brittney-griner-makes-wnba-history-013910363.html

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!




