ルカ・ドンチッチ

ドンチッチのレイカーズが再構築を加速、エイトンをウィザーズへ放出した一手に込めた狙い

 

レブロンが去り、ルカ・ドンチッチを中心に生まれ変わろうとしているレイカーズが、オフの動きをさらに加速させています。センターのディアンドレ・エイトンをウィザーズへ放出するトレードがまとまりました。すでにケスラーを獲得していた直後の一手であり、ロースター再編の狙いがはっきりと見えてきたことに、フロントの本気度を感じます。ポスト・レブロンの新体制をどう組み立てるのか、その設計図が少しずつ形になってきました。

エイトン放出、見返りはハーディと2巡目指名権

ESPNのシャムズ・チャラニアによると、レイカーズはエイトンをウィザーズへ送り、ガードのジェイデン・ハーディと2031年・2032年の2巡目指名権2つを獲得します。今週すでにジャズとのサイン&トレードでウォーカー・ケスラーを迎えていたレイカーズにとって、エイトンはビッグマンの並びで余剰となった形です。今回得た2つの2巡目指名権には、ケスラー獲得の際に1巡目指名権2つと2つのピックスワップ権を手放した将来資産を、少しでも補う意味合いがあります。当面はバックアップのビッグマンが手薄になるため、ドラモンド、バランシュナス、ルーニーらの名前が候補として挙がっているといいます。

昨季残したエイトンとハーディの数字

エイトンは昨夏、ブレイザーズとのバイアウトを経てレイカーズに加入し、72試合すべてに先発して平均12.5得点・FG成功率67.1%・8.0リバウンドという堅実な数字を残しました。プレーオフ1回戦のロケッツ戦では11.8得点・FG60.4%・10.8リバウンドと存在感を示しましたが、2回戦でサンダーにスウィープされた際は7.3得点・FG45.2%と精彩を欠いています。一方、新加入となるハーディは23歳で、かつてダラスでドンチッチと同僚だった間柄です。昨季ワシントンへ移籍してからは23試合で平均12.6得点、FG44.3%(3P成功率42%)をマークしており、契約は2年総額1200万ドルと2027-28シーズンのチームオプションが残っています。

ウィザーズの思惑と若手との融合

ウィザーズ側は、2024年ドラフト2位のアレックス・サールと、10度のオールスター経験を持つアンソニー・デイビスが並ぶビッグマン陣にエイトンを加えます。サールは先月に右足の骨折手術を受けたばかりで、その回復までの保険としてエイトンの存在は理にかなっています。獲得にあたっては、7月9日に期限を迎えるケリー・オリニクの1340万ドルのトレード例外を使う可能性があり、その場合は新たに600万ドルの例外が生まれる見込みだと、フロント事情に詳しいボビー・マークスは指摘しています。エイトン自身は昨夏にポートランドからバイアウトで加入したばかりで、わずか1年での移籍となりました。

ルカ体制の行方と来季の焦点

レイカーズにとっては、エイトンからケスラーへの入れ替えが吉と出るかどうかが、ルカを軸とした新体制の最初の試金石になります。守備とリムプロテクトに定評のあるケスラーは、ドンチッチのピック&ロールとの相性が良いとみられ、その起用の狙いは明確です。勝利を狙うレイカーズと、若手中心に再建を進めるウィザーズとでは求める時間軸が異なり、両者の思惑が噛み合ったトレードだと言えるでしょう。タイプの異なる二人のセンターをめぐる今回の判断が、ドンチッチ時代の土台づくりとしてどう評価されるのか、その答えは来季のコートで明らかになっていきます。ドンチッチとかつての同僚ハーディの再結成も含め、この夏の決断が来季どんな形で表れるのか、日本のファンとしても開幕へ向けた続報に注目していきたいところです。

引用:https://www.espn.com/nba/story/_/id/49259879/sources-lakers-trading-ayton-wizards-hardy-future-picks

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