現地時間7月15日のスパークス戦で左足首をひねって途中退場したオリビア・マイルズに、早くも復帰の道が開けました。ミネソタ・リンクスが公表した土曜のポートランド・ファイア戦に向けた負傷者リストに、マイルズの名前が載らなかったとYahoo Sportsが現地時間7月17日に報じています。
ベンチへ下がる際に足を引きずる姿が映っていただけに、長期離脱を覚悟したファンも多かったはずです。それだけに「リスト外れ」という知らせは、シーズン後半戦へ向かうリンクスにとって最高の朗報と言えます。
退場からわずか3日、スタッツが示す「軽傷」の根拠
マイルズが左足首をひねったのは、96-87で勝利した7月15日のスパークス戦でした。第4クォーター残り6分3秒、パスを出した際に足首を巻き込む形になり、そのまま退場。この試合は26分の出場で18得点、4リバウンド、5アシスト、3スティールと、アクシデントまでは相変わらずの万能ぶりを見せていました。
本人も試合後にSNSを更新し、見た目ほど深刻な状態ではないと発信していました。今回の負傷者リスト除外は、その言葉を裏付ける形になります。
今季のマイルズは23試合で平均19.3得点、4.7リバウンド、5.7アシスト。ルーキーながらオールスターの先発に選ばれ、新人王レースの最有力候補を走り続けています。
2度目の離脱は回避──19勝6敗、4連勝中のリンクス
実はマイルズにとって、今季の負傷トラブルはこれが初めてではありません。7月上旬には右ふくらはぎを痛めて2試合を欠場しており、今回離脱となれば1カ月で2度目のブレーキとなるところでした。紙一重で最悪のシナリオを回避した格好です。
チームは7月8日のサン戦から4連勝中で、成績はリーグ屈指の19勝6敗。ベテランのケイラ・マクブライドが5試合連続20得点と量産態勢に入り、マーキュリー戦では今季最多の37得点を叩き出しています。
さらに、昨秋のプレーオフ準決勝マーキュリー戦で負傷し、オフに両足首の手術を受けたナフィーサ・コリアーもすでに練習に合流しています。シェリル・リーブHCは復帰が近いことを認めつつ、復帰後は段階的に起用を増やす方針を示しました。復帰日こそ未定ですが、今季まだ一度もプレーしていないエースの帰還は、着実に近づいています。
オールスターまで2週間、西の首位争いを左右する「無傷のマイルズ」
この時期のマイルズの健康は、リンクスの勝敗そのものに直結します。西カンファレンス上位は大混戦で、ヴァルキリーズとエーシズはリンクスより黒星が1つ少ない状況。オールスター休みまで2週間を切ったいま、1つの取りこぼしがそのまま順位に響く展開です。
筆者が注目したいのは、コリアーが戻ってきた後の役割分担です。今季のマイルズはボールを持つ時間が長く、攻撃の始点をほぼ一手に担ってきました。コリアーが復帰すれば得点の負荷は分散されますが、その分マイルズには「エースと共存する司令塔」への進化が求められます。足首の状態を見ながら出場時間を管理しつつ、プレーオフまでにこの共存の形を固められるかどうか。リンクスが頂点をつかめるかは、この2人の噛み合わせにかかっていると見ています。
ファイア戦は日本時間7月19日(日)午前9時から
マイルズが戻るポートランド・ファイア戦は、現地時間7月18日(土)19時、日本時間では19日(日)午前9時にミネアポリスのターゲット・センターで行われます。
対するファイアは11勝14敗で西6位。前日にはミスティックスを75-56で下して連敗を2で止めており、カーラ・レイトが14得点5アシストと気を吐きました。新興チームとはいえ勢いに乗る相手だけに、油断は禁物です。捻挫明けのマイルズがどんなプレーを見せるのか、日曜の朝はリンクス戦から目が離せません。

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