ルカ・ドンチッチ

レブロンも八村塁もいない大改造レイカーズをドンチッチが初評価「本当に良いチーム」──総額4億ドル超の補強に込めた本気度

 

レブロンが去り、八村塁も去った新生レイカーズについて、ルカ・ドンチッチがついに口を開きました。BasketNewsが伝えたゴルフチャンネルのインタビューで、ドンチッチは「本当に良いチームだと思う。次のシーズンが始まるのがとても楽しみだ」と語っています。主力の大量流出という見方もできる今オフのレイカーズに対し、エース本人が前向きな評価を示したことは、ファンにとって何より大きな安心材料ではないでしょうか。

今オフの補強を数字で振り返る

レイカーズの今オフは、30球団でも屈指の慌ただしさでした。まず最優先事項だったオースティン・リーブスを4年1億8000万ドルのマックス延長で引き留めると、ジャズとのサイン&トレードでウォーカー・ケスラーを4年1億3000万ドルで獲得。さらにクエンティン・グライムスを4年6000万ドル、サンドロ・マムケラシビリを4年5200万ドル、コリン・セクストンを2年1920万ドルで次々と加えました。ザイール・ウィリアムズ1年300万ドル、ケボン・ルーニー1年388万ドルという低コストの脇役補強も抜かりありません。

一方で失ったものも小さくありません。レブロン、八村塁、デアンドレ・エイトン、マーカス・スマート、ルーク・ケナード、ジャクソン・ヘイズと、昨季のローテーションの半分近くが入れ替わった計算になります。それでも新規契約と延長を合計すると総額はおよそ4億4800万ドルに達し、フロントがドンチッチ時代の幕開けに巨額の投資を惜しまなかったことが数字からも読み取れます。

ハムストリング負傷でプレーオフ全休、雪辱のシーズンへ

ドンチッチ自身にとっても、来季は特別な意味を持ちます。2025-26シーズンはキャリア屈指の好成績を残しながら、ハムストリングの故障によりプレーオフを全休するという悔しい結末に終わりました。本人も昨季については思い描いた形で終われなかったことを認めており、健康な状態でプレーオフの舞台に立つことが最大の目標になるはずです。

興味深いのは、今回の補強がすべて「ドンチッチを最大化する」方向で設計されている点です。リムプロテクターのケスラー、3&Dのグライムス、ベンチスコアラーのセクストンと、ドンチッチのピック&ロールと相性の良いピースが揃いました。特にケスラーはロブの受け手とリム保護を一手に担える存在で、ドンチッチのアシスト数を押し上げる相棒として期待できます。かつてのマブス時代を彷彿とさせる、ドンチッチ中心のチーム構成と言えます。

「最高の1人」がいないチームは勝てるのか

もっとも、懐疑的な見方があるのも事実です。米メディアの間では、レブロンという歴代最高級のタレントを失った以上、紙の上での戦力は落ちたと指摘する声も少なくありません。個々の実力で押し切るチームから、システムと運動量で戦うチームへ。この転換が成功するかどうかは、ひとえにドンチッチが「1人で試合を決められる存在」であり続けられるかにかかっています。

個人的には、26歳になったドンチッチが名実ともに一枚看板としてチームを背負う姿は、レイカーズの新時代の幕開けとして非常に楽しみです。クリッパーズへ移った八村塁との同都市対決も、日本のファンにとっては見逃せないカードになるでしょう。かつての同僚同士がロサンゼルスの覇権を懸けてぶつかる構図は、来季の西カンファレンスの大きな見どころの一つです。10月の開幕まで、新生レイカーズの仕上がりをじっくり追いかけていきます。

引用:https://basketnews.com/news-252263-luka-doncic-happy-for-new-lakers-team-excited-to-play-next-nba-season.html

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