ケイトリン・クラーク

通算20回目の「20得点10アシスト」はリーグ史上最多です──クラークが29点10アシスト、フィーバーが98対87でウィングスを退け4位を死守

 

8月14日にインディアナポリスで行われたフィーバー対ウィングスは、98対87でフィーバーが勝ちました。ただ、この夜いちばん重い意味を持った数字は勝敗でも得点差でもありません。クラークが29得点10アシストをマークし、1試合で20得点10アシスト以上を記録した試合が通算20回目に到達したことです。これはWNBA史上最多で、彼女自身が持つ記録の更新でもあります。歴代最多の数字が、キャリア3年目の途中でここまで積み上がっている。その事実だけで、この試合はただの1勝ではなくなりました。

第3クォーターに16点、勝負を決めたのは第4クォーターの15対2

クラークの29得点のうち16点は、第3クォーターに固まっています。ベッカーズと打ち合いになったこのクォーターは、どちらも突き放せないまま終わりました。試合が動いたのは第4クォーターの入りです。フィーバーが15対2のランを決め、締めくくったのはクラークのこの試合2本目の3ポイント。3点のビハインドが一気に78対68のリードへ引っくり返りました。

ダラスは78対73まで詰め寄りましたが、インディアナがすぐに4点を連取して残り4分37秒で82対73。ここから逆転は起きませんでした。

  • クラーク:29得点10アシスト(うち第3クォーターに16得点)
  • ボストン:16得点12リバウンド(うち第4クォーターに10得点)
  • ミッチェル:23得点。20得点以上が18試合連続となり、自身が持つWNBAのシーズン記録をさらに更新しました。歴代でもウィルソンの20試合連続に次ぐ2位の長さです
  • ハリス:フィールドゴール5本中5本成功で15得点。しかもその5本すべてが3ポイントでした。直近6試合はフィールドゴールが1本も決まっていなかった選手の一撃です
  • ベッカーズ:29得点6リバウンド6アシストでウィングスを牽引
  • オグンボワレ:20得点

前の記録保持者は436試合、クラークは42試合目で並びました

20得点10アシスト以上の試合数は、もともとバンダースルートが通算10回で歴代最多でした。クラークがその10回に並んだのは2025年5月、キャリア42試合目のことです。バンダースルートが436試合かけて積んだ数字に、400試合近く少ない出場数で追いついた計算になります。

そこからさらに1年3か月で、通算は20回まで倍増しました。得点とアシストを同時に二桁へ乗せるというのは、シュートを打つ役とパスを配る役を1人で兼ねているという意味です。普通は片方に寄ります。エースは点を取り、司令塔はパスを出す。クラークの記録が特異なのは、その分業をずっと拒み続けている点にあると思います。

4位を半ゲーム差で守り、木曜には今季最後の再戦です

フィーバーは直近10試合で8勝。8チームが進出するプレーオフの第4シードを、ドリームに半ゲーム差をつけて保持しています。順位表の位置がそのまま初戦のホームコートに直結する時期なので、この勝ち方は大きいはずです。

一方のウィングスは直近10試合で3勝7敗。ミスティクスと並んで7位タイに後退しました。ベッカーズが29点を取っても勝ち切れないという現実は、チーム構成の話として次のオフに持ち越されるテーマになりそうです。

そして両者は木曜、ダラスで今季最後の対戦を迎えます。順位争いの直接対決が、そのままクラークとベッカーズの3度目の顔合わせになる。プレーオフ前にこれ以上わかりやすいカードはありません。

今後の試合予定

フィーバーは日曜にアトランタへ遠征し、ドリームと直接対決します。4位争いの当事者同士なので、こちらも実質的な順位決定戦です。ウィングスは月曜にホームでゴールデンステートを迎えます。そして木曜、ダラスでフィーバー対ウィングスの今季最終戦です。

引用:https://abcnews.com/Sports/wireStory/caitlin-clark-aliyah-boston-big-2nd-half-propel-135664371

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