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回復は進んでいる、それでも復帰は1月——バトラーがウォリアーズに残す3か月の空白

 

ゴールデンステート・ウォリアーズのジミー・バトラーについて、ESPNのアンソニー・スレイターが9月8日に「目立った進展」があったと報じました。右膝前十字靭帯の再建手術から6か月。回復は確かに前へ進んでいるものの、復帰の現実的な目標は2027年1月から2月とされ、しかもそれが「楽観的な想定」だといいます。良い知らせと厳しい知らせが同時に届いた、というのが率直な印象です。

手術から6か月、それでもキャンプは個別メニュー

バトラーが右膝の前十字靭帯を断裂したのは2026年1月19日でした。手術は2月9日に受けています。スレイターの報道によれば、バトラーはこの夏に各地を回りながらコート上での練習量を少しずつ増やしてきており、直近の筋力テストでは明確な進展が見られたとのことです。

ただし、キャンプでフル参加できる状態ではありません。スレイターは、1か月後にトレーニングキャンプが始まる時点では個別のコート練習と筋力トレーニングに限定される見込みだと伝えており、36歳のフォワードがコンタクトを伴う環境で解禁されるまでにはさらに時間が必要だとしています。

ウォリアーズのキャンプは9月29日から10月3日まで、ハワイ・オアフ島で行われます。プレシーズン初戦は10月4日のロサンゼルス・クリッパーズ戦、レギュラーシーズンの開幕は10月21日、敵地でのレイカーズ戦です。この三つの日程のいずれにも、現時点でバトラーの名前が載る見通しは立っていません。

1月19日から数えて1年、二季続けての離脱前提

仮に「楽観的な目標」通り2027年1月に復帰できたとしても、それは負傷から丸1年が経過したタイミングになります。開幕から数えれば3か月弱。カリーにとっては、シーズンの3分の1近くを相棒不在のまま戦うことを意味します。

昨季の記憶も新しいところです。ウォリアーズは2025-26シーズン、カリーとクリスタプス・ポルジンギスを長期間欠いたうえにバトラーとモーゼス・ムーディーも失い、最終的にプレーイン敗退でシーズンを終えました。ゼネラルマネジャーのマイク・ダンリービーは、バトラーとムーディーの2人について、少なくとも今季序盤は不在になる見込みだと認めています。ムーディーは3月に左膝の手術を受けており、The Athleticのマーカス・トンプソンIIによれば、9月中のランニング再開とコート復帰を目標にしているとのことです。

つまりウォリアーズは、2シーズン続けて主力の離脱を前提にした開幕を迎えることになります。カリーの年齢を考えれば、こうしたシーズンを何度も繰り返せる余裕はないはずです。

2月11日という締め切り、フロントが本当に見ているもの

ここからは筆者の見立てです。バトラーの復帰時期をめぐる議論で本当に重要なのは、1月なのか2月なのかという細かい差ではなく、2027年2月11日のトレード期限に間に合うかどうかだと思います。

ClutchPointsのブレット・シーゲルは先月、バトラーが期限前にコートへ戻る可能性は非常に高そうだと報じ、12月25日のデンバー・ナゲッツ戦が、あくまで可能性の話として最も早い目標日に挙がっていると伝えました。もしクリスマスに間に合えば、フロントは1か月半をかけて「健康な状態のこのロスターは本当にプレーオフで戦えるのか」を検証できます。逆に復帰が2月にずれ込めば、その判断材料がないまま期限を迎えることになります。補強に動くのか、それとも売り手に回るのか。この差は小さくありません。

バトラーはNBA16年目で、今季が現行契約の最終年にあたります。ムーディーの復帰と重なれば戦力は一気に厚くなりますが、その頃には順位表が固まっている可能性も十分にあります。だからこそウォリアーズにとっての本当の勝負どころは、実は「バトラー不在の10月から12月」をどこまで踏みとどまれるかにあるのではないでしょうか。

最初の手がかりは9月29日、オアフでのキャンプ初日です。バトラーがそこでどこまでコートに立つのか。復帰時期の議論は、その様子を見てからもう一段深まるはずです。

引用:https://bleacherreport.com/articles/25497355-new-jimmy-butler-rumors-reveal-notable-progress-knee-injury-recovery-targeted-return-timeline

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