レブロン WNBAファンブログ

なぜレブロンの一本の動画に、76ersファンが異変を感じたのか

 

2026年9月22日朝、SNS上で1分ほどの練習動画が瞬く間に拡散されました。撮影場所はカリフォルニア州エンシーノのクレスピ・カーメライト高校でした。映っていたのは、今夏フィラデルフィア・76ersに加入した41歳のレブロンが、オープンランでジャンプシュートを外し続ける姿でした。第一印象としては「ついに衰えが来たのか」という驚きが先に立ちますが、実はこの動画には続きがあり、話はそう単純ではありません。NBA史上もっとも動きの一つひとつを分析され続けてきた選手ならではの、興味深い顛末が待っていました。

拡散した「ローライト」動画と、その後に出た完全版

問題の動画はシュートを外した場面だけを切り取った、いわゆるローライト仕立てのクリップでした。これだけを見た一部のファンからは「衰えが加速している」といった厳しい声も上がりました。ところがその後、完全版の映像が別のアカウントから公開されると状況は一変します。完全版によれば、レブロンはこの日のオープンランで19本中11本、成功率にして約58%のシュートを決めており、さらにゲームウィナーとなるシュートも2本沈めていたことが明らかになりました。切り取られた1分間のクリップだけでは分からなかった実際の内容が数字とともに示され、SNS上の空気も一気に擁護派優勢へと傾きました。

「もっとも分析される選手」という背景

レブロンをめぐるこうした一喜一憂は今回が初めてではありません。前シーズンは平均23.2得点を記録し、7シーズン連続でフィールドゴール成功率50%以上を維持するなど、41歳になった今もエリート級の数字を残し続けています。それでもなお、練習の一場面が切り取られるだけで衰えの証拠のように扱われてしまう背景には、彼がNBA史上もっとも徹底的に分析され続けてきたスーパースターだという事情があります。実際、SNS上では「彼の練習動画は一部選手のプレーオフの試合以上に精査されている」との指摘も出ており、今回の一件もその延長線上にある出来事だったと言えそうです。

76ersの優勝争いに与える意味

レブロンは今年6月、76ersへの加入を発表した際に「これが最後の決断だ、まだ競いたいし、勝ちたいし、もう一度優勝する感覚を味わうチャンスが欲しい」と語っていました。ジョエル・エンビード、タイリーズ・マキシーらオールNBA級の顔ぶれと組む76ersは、賭けの世界でも優勝候補として3番手に位置付けられています。今回の一件が示したのは、レブロンの実力そのものへの疑念というより、41歳のベテランに対する視線の厳しさそのものだったのではないでしょうか。開幕が近づくにつれ、こうした一挙手一投足への注目はさらに強まっていくはずです。実戦での状態こそが、何よりの説得材料になっていくでしょう。

今回の一件からもう一つ見えてくるのは、SNS時代特有の情報の伝わり方そのものです。切り取られた1分間の映像だけが先に広がり、後から完全版が出て評価が反転するという流れは、レブロンに限らず多くのアスリートが直面しているリスクでもあります。特に41歳という年齢のベテラン選手に対しては、些細な不調の兆候さえも過剰に読み取られやすい傾向があり、今回の騒動はその典型例だったと言えるでしょう。裏を返せば、それだけ多くのファンが彼の一挙手一投足に関心を寄せているという証でもあり、話題性という点では76ersにとって決して悪い風向きではありません。

開幕を控えた注目情報

76ersの新シーズン開幕は10月下旬に予定されています。レブロン、エンビード、マキシーの3人が揃ったフロントコート・バックコートの連係がどこまで仕上がっているか、プレシーズンマッチでの実戦の様子にも注目が集まりそうです。

引用:https://www.inquirer.com/sixers/lebron-james-sixers-open-gym-missing-shots-20260922.html

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