WNBAファイナル第1戦でリースを後半に封じた立役者は、ラエティシア・アミヒアでした。ヴァルキリーズのナタリー・ナカセHCがベンチ深くから送り出したアミヒアは、リースの前半11点という勢いを後半ゼロに変えました。ヴァルキリーズは68対64でドリームを下し、シリーズを1勝0敗でスタートしています。
14分で5点5リバウンド、プラス9が示した存在感
HighPost Hoopsによると、アミヒアは14分の出場で5得点5リバウンド1スティール1ブロックを記録し、プラスマイナスはプラス9でした。ベンチ陣でこの数字を上回ったのはカイラ・チャールズだけで、チーム全体でもギャビー・ウィリアムズだけが上回りました。ウィリアムズは26点を挙げ、残り2分15秒からフリースロー6本を沈めて7対0のランを締めた選手です。
リースの得点は第1Qが11点、第2Qがフリースロー3本の3点、後半は0点でした。合計は14得点12リバウンドで、ダブルダブルは達成しています。ただ、後半にボールに触れる場面もシュートを放つ場面も大きく減りました。
リースは前半だけで14点を稼ぎ、後半はゼロで終えました。最終スコアは4点差で、リースの後半の沈黙は接戦の結果と切り離せない数字です。接戦を落とした要因として、リースの沈黙は無視できない数字です。
アミヒアは位置取りでリースに競り勝ち、ペイント付近の好位置を取らせませんでした。ストークスもリースのシュートを何度かブロックしています。
1か月近く出番が薄かった選手を、決勝の初戦で切った決断
この起用は異例でした。HighPost Hoopsによると、アミヒアが7分を超えて出場したのは、約1か月前のストームとの大差の試合が最後です。1回戦は6分の出場にとどまり、準決勝は一度も出ていません。
ナカセHCが動いた場面も具体的です。ストークスがベンチに下がる時間帯に、ほかのフォワード陣がリースの動きについていけなくなっていました。そこでアミヒアを当て、スピードと運動量で開けた場所でも並走させました。ファイナルという最大の舞台で、直近で使っていなかった選手に最重要の守備を任せたことになります。
リース本人は後半の失速を相手の守備のせいにしていません。ClutchPointsによると、リースは「向こうは後半に何かをしたわけではないと思う。たぶん自分の問題でした」と語りました。さらに「ボールに対して十分に攻撃的ではなかった。次の試合ではもっとうまくやります」と述べ、フィルム室で見直す考えを明かしています。
第2戦で試されるのは、ナカセの手札とリースの攻撃性
後半ゼロという数字は、アミヒアの守備とリース自身の積極性の両方が重なった結果です。アミヒアを投入した時間帯のプラス9は、ヴァルキリーズにとって短い出場時間で最大級の費用対効果でした。
ドリームにとって、リースを後半に消された事実は大きな課題です。リースが「もっと攻撃的に行く」と語った以上、第2戦では最初からペイントで強く当たってきます。そのときアミヒアの再投入が通用するかが、シリーズの流れを左右します。
ヴァルキリーズはウィリアムズの26点という主役の活躍に加え、チャールズとアミヒアというベンチ勢のプラスマイナスが際立ちました。主力の得点と控えの守備が同じ試合で噛み合った点が、4点差の勝利を支えた構図です。第2戦でもこの二つの歯車が回れば、ヴァルキリーズはシリーズ主導権を握り続けます。
ナカセHCは控えの選手に決勝のカギを預け、初戦で結果を出しました。ヴァルキリーズの強さは主力だけでなく、ベンチの層にあります。
引用:https://highposthoops.com/natalie-nakase-made-perfect-angel-reese-adjustment-win-game-1-vs-dream

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