WNBAファイナル第1戦で、ゴールデンステート・ヴァルキリーズはアトランタ・ドリームを68対64で下しました。勝負を決めたのは26点を挙げたガビー・ウィリアムズだけではありません。ベンチから30分間コートに立ち、7得点10リバウンド2ブロックを記録したカイラ・チャールズが、数字以上の仕事で試合の流れを引き寄せました。
ベンチから30分、チャールズが残した数字
ESPNによると、ヴァルキリーズはこの試合でフィールドゴール成功率32.1%、3ポイントは33本中7本という苦しい内容でした。ウィリアムズ以外に二桁得点に届いた選手はいません。攻撃が噛み合わない夜に、チャールズはチーム最多の10リバウンドを奪い、守りとリバウンドで土台を支えました。
ザ・イクスによると、チャールズは第2クォーターに大きなコーナー3ポイントを沈めました。さらにレイン・ハワードからスティールを奪っており、同媒体はこのプレーを勝敗を分けたワンプレーに数えています。ヴァルキリーズは残り1分18秒にウィリアムズのフリースロー2本で勝ち越し、残り4.1秒にも2本を沈めて逃げ切りました。ハワードは残り1分9秒の3ポイントを外し、アリーシャ・グレイも残り9秒の3ポイントを外しています。接戦の終盤で守備が崩れなかったことが、4点差の勝利を支えました。
ナタリー・ナカセHCは試合後、チャールズについて「彼女のエンジンは今夜、全開だった」と語りました。さらに「彼女の闘志は誰にも負けなかった。まさに私たちが必要としていた存在だった」とも述べています。
解雇から2年保証契約へ、チャールズの歩み
チャールズは28歳、身長185センチのガードです。昨季はダラスから契約を解除され、2025年シーズン終盤にゴールデンステートがけが人対応の短期契約で獲得しました。その後はシーズン終了まで残る契約に切り替わり、2026年シーズン前に2年の保証契約を結びました。ベンチから出て役割を果たし続けた結果として、現在の信頼があります。
今年のプレーオフでは平均6.4得点5.0リバウンドを記録しています。すべてのプレーオフ戦で17分以上コートに立っており、ベンチ選手の中ではチーム最長の出場時間です。平均出場は21分を超えます。得点源として目立つ数字ではなくても、使われ続けている事実が評価を物語っています。第1ラウンドのダラスとの第2戦では、第3クォーター終盤に5点を連取してチームを押し上げました。ラスベガスとの対戦でも、リバウンダーとして欠かせない存在でした。
決勝シリーズを左右する控えの厚み
ザ・イクスによると、先発のケイラ・ソーントンが7分間コートに立った時間帯、ゴールデンステートは15点差をつけられました。チャールズがコートに立った時間帯は、13点リードしています。同じ試合で、ベンチの選手と先発の選手に明確な差が出ました。
ナカセHCは「ケイは今夜の特効薬だった」「ケイには何も動じることがない」と評価しています。ヴァルキリーズは先発の得点力が落ちた夜でも、控えの守備とリバウンドで接戦を拾いました。ドリームがシリーズで巻き返すには、スター選手の得点だけでなく、ベンチ同士の消耗戦でも上回る必要があります。チャールズの10リバウンドは、ヴァルキリーズの強みが先発の個の力ではなくベンチまで含めた層の厚さにあることを示しました。チャールズの存在は、このシリーズで最も過小評価されたカードです。
引用:https://www.theixsports.com/features/why-kaila-charles-was-golden-states-key-to-winning-game-1/

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