4分53秒の無得点、ファイナル史上2番目に長い沈黙がヴァルキリーズの第3戦を決めた伏線

 

ゴールデンステート・ヴァルキリーズは、アトランタ・ドリームとのWNBAファイナル第3戦の立ち上がりで、4分53秒間、1点も取れませんでした。ClutchPointsが引用したElias Sports Bureauの記録によると、これはWNBAファイナルの試合開始時の無得点時間としてワースト2位の長さです。試合は97-71でドリームが勝ち、シリーズを2勝1敗としました。

8-1で動いた第3戦の立ち上がり

ヴァルキリーズの最初の得点は、カイラ・チャールズが2本のフリースローの2本目を決めた場面でした。そのときスコアはすでにドリームの8-1です。フィールドゴールではなくフリースローの1点でようやく止まった沈黙は、アトランタのスタンドを一気に熱くしました。

試合は第3クォーターにも流れが動きませんでした。残り48秒でヴァルキリーズは57-68と11点を追う展開です。ガビー・ウィリアムズがドリームのジョーダン・カナダと接触してオフェンスファウルを取られ、判定に不満を示しました。ナタリー・ナカセHCも審判に抗議してテクニカルファウルを宣告され、カナダがフリースローを決めました。ヴァルキリーズはチャレンジを使いませんでした。

最終的な数字もドリームが上回りました。ドリームのフィールドゴール成功率は49%で、ヴァルキリーズより10本多くシュートを決めています。フリースローの試投数もドリームが12本多く、エンジェル・リースは21得点12リバウンドのダブルダブルを記録しました。ウィリアムズは15得点を挙げましたが、フィールドゴールは18本中5本、ターンオーバーは4つでした。

第1戦、第2戦から続く得点の細り

ヴァルキリーズの得点は、シリーズを通して細っています。第1戦は68-64で制しましたが、第2戦は79-65で落としました。この試合でヴァルキリーズは19ターンオーバーを犯しています。第3戦の97-71は、第1戦から29点も失点が増えた数字です。

ナカセHCにとっては、今ポストシーズン初のテクニカルファウルでした。罰金は500ドルです。WNBAは今季、テクニカルの罰則体系を引き上げており、同じ人物の3回目は1000ドル、4回目は1500ドルと1試合の出場停止、5回目以降は出場停止となります。ナカセHCはまだ1回目なので、金額の面では軽い代償にとどまります。

一方でドリームは、ファイナルのホームゲームで初めて勝利しました。過去の出場である2010年、2011年、2013年のファイナルでは、ホームで勝てていませんでした。13年かけて積み上げた記録を塗り替える一戦で、ヴァルキリーズは試合開始から相手に主導権を渡しています。

第4戦は立ち上がりの5分間が勝負を決める

第4戦は10月24日に行われます。ヴァルキリーズが初のファイナルで初めて崖っぷちに立つ試合は、最初の5分間の得点で内容が決まります。第2戦の19ターンオーバーと第3戦の4分53秒の無得点は、どちらもボール運びの乱れから生まれた失点です。

ナカセHCが修正すべき点は、攻撃の最初のプレーを早く成立させることに絞られます。ウィリアムズがフィールドゴール5/18に終わった以上、ボールの預け先を分散させなければリースを軸にしたドリームの守備を崩せません。立ち上がりで先に得点できたチームが、第4戦の主導権を握ります。

引用:https://clutchpoints.com/wnba/golden-state-valkyries/valkyries-news-golden-state-unfortunate-wnba-finals-history-start-game-3-dream

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