エンジェル・リース

12本中2本成功、リースが口にした「急ぎすぎた」とミラーの驚き

 

バルキリーズがドリームを67対62で下し、WNBAファイナルを2勝2敗のタイに戻した第4戦で、リースは8得点9リバウンドにとどまりました。シュートは12本中2本の成功です。シリーズで初めてダブルダブルを逃した夜、リース本人は「自分のせいだった」と振り返りました。

30得点から8得点へ、3試合で崩れた数字

第2戦のリースは30得点16リバウンド、第3戦は21得点12リバウンドを記録し、ドリームの2連勝を支えました。第3戦は前半だけで15得点を挙げています。それが第4戦では8得点9リバウンドまで落ち込み、シリーズ3戦続いていたダブルダブルが止まりました。

バルキリーズのナカセHCは、リースの封じ込め役にストークスを割り当てました。ストークスはリースを12本中2本に抑えています。さらにナカセHCはカイラ・チャールズとヘイズを先発に起用し、ウィングの顔ぶれも入れ替えました。ターンオーバーはバルキリーズが9、ドリームが18で、リースにボールが渡る前の段階から攻撃のリズムを崩したことになります。

HITCによると、リースは自らのプレーを次のように語りました。「自分のせいだったと思います。シュートを急ぎすぎて、落ち着いて打てませんでした」。続けて、この3試合のようにリング周りで仕留められなかったことも認めました。相手の守備を言い訳にせず、判断の速さを敗因に挙げた点に、リースの切り替えの早さが表れています。

ミラーが驚いた「リースが不快になる」光景

試合後の中継では、マリア・テイラーがスー・バード、ティナ・チャールズ、チェリル・ミラーとともにスタジオ解説に立ちました。ミラーは数字を並べて語っています。「第3戦のハーフタイムで15得点。今夜は4得点です」。守備については「もっとフィジカルで、これは私の率直な意見ですが、リースを不快にさせました」と述べ、「リースを不快にさせる相手は、まだ見たことがありません」と続けました。

ミラーの言う「不快」の中身は、数字にも出ています。第3戦でバルキリーズは97対71で大敗し、ガビー・ウィリアムズがハドルを呼んで選手を引き締めました。その翌戦でバルキリーズが選んだのは、守備のフィジカルを一段上げることでした。ストークスはここまで4試合で14ブロックを記録しており、リング周りで簡単に打たせない壁として機能し続けています。

バルキリーズ側ではウィリアムズが17得点3アシスト3スティールを記録し、序盤から攻撃的にゲームのテンポを作りました。ウィリアムズは試合後に「このチームを引っ張りたいなら、自分がトーンを決める側でなければいけません」と語っています。

ドリームのもう一つの柱、グレイも手を貸せませんでした。グレイは22分の出場で7本中1本の成功にとどまり、ファウルトラブルで時間を削られています。リースとグレイの二人が同時に沈めば、ドリームは得点の拠り所を失います。第2戦と第3戦で見せた攻撃力は、第4戦では再現されませんでした。

第5戦の焦点はリースの「間」

リースが自分で語ったとおり、課題は技術ではなく間の取り方にあります。第2戦と第3戦のリースは、ストークスが構える前にポジションを奪い、強引に押し込む形で得点を重ねました。第4戦はその形を作る前にシュートを打ち、ストークスの手が届く距離で勝負する場面が続きました。急ぐほどブロックに捕まる悪循環が、12本中2本という数字に直結しています。

一方のバルキリーズも、4戦で積み上げた守り方を第5戦で変える理由がありません。舞台はバルキリーズの本拠地チェイス・センターに移ります。ファイナルの行方は、リースがストークスの壁の前で一呼吸置けるかどうかで決まります。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/valkyries-made-angel-reese-uncomfortable-084322447.html

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