ナゲッツは10月24日、本拠地ボールアリーナでの開幕戦でペリカンズを141-135の延長で下しました。ニコラ・ヨキッチは35点15リバウンド10アシストのトリプルダブルを記録し、ジャマール・マレーは42点を挙げました。ペリカンズは前半に最大23点のリードを築きましたが、ナゲッツは第4Qから延長にかけて試合をひっくり返しました。
23点差からの逆襲、第4Qと延長の流れ
ESPNによると、ペリカンズは第2Q中盤に53-30とリードを広げ、前半の成功率は65.9%に達して73-57で折り返しました。第3Qはヨキッチとマレーの2人でナゲッツの32得点のうち22点を稼ぎ、点差を16点まで縮めました。しかしペリカンズは再び19点までリードを戻し、勝負は第4Qに持ち越されました。
ナゲッツはマレーとヨキッチの3ポイント、アーロン・ゴードンのリバースダンクで追い上げ、残り17秒にマレーが3本中2本のフリースローを沈めて同点に追いつきました。延長ではヨキッチが8点を挙げました。ルーキーのトレボン・ブラジルは延長で7点を奪い、残り1分25秒のコーナー3で133-129とリードを4点に広げました。ブラジルはこの試合が本拠地デビューで、合計17点を記録しました。
ペリカンズ側はトレイ・マーフィー3世が26点、デジャンテ・マレーが22点、ディリク・クインとザイオン・ウィリアムソンがそれぞれ17点を記録しました。ペリカンズはジャメル・モズリー新HCのもとで開幕3連敗となりました。ナゲッツはカム・ジョンソンとアルファ・ディアロを欠いていた中での勝利です。
通算199回目のトリプルダブルと、観客への一言
ヨキッチのトリプルダブルは通算199回目で、歴代2位です。1位はラッセル・ウェストブルックの209回で、差は10回に縮まりました。開幕3戦目で1位との差が1桁台に入ったのは、ヨキッチがセンターでありながら司令塔の役割を担い続けてきた結果です。ウェストブルックの記録に届く日は、現実の話題として語れる段階に入りました。
試合後、ヨキッチは前半に自分たちへブーイングを浴びせたファンについて語りました。「あのブーイングをしたファンは、もう来なくていい」と述べ、「もう歓迎しない」とも明かしました。23点を追う展開でヤジが飛んだのは、ホームの観客にとって自然な反応だったかもしれません。それでも、ヨキッチは勝利のあとに言葉を飲み込みませんでした。
開幕3戦で見えたナゲッツの強みと弱み
ヨキッチとマレーが得点を重ねる間に、ゴードンが勝負どころで決めたリバースダンクは会場の空気を変えました。ゴードンのダンクは、ナゲッツが追い上げの勢いを手にした場面の一つです。
ブラジルの活躍は、主力2人の負担を和らげる材料です。ルーキーが延長だけで7点を含む17点を挙げた事実は、層の薄さを補う力になります。
この試合が示したのは、ナゲッツの得点力がヨキッチとマレーの2人に大きく依存している事実です。第3Qの32点のうち22点はこの2人が稼ぎ、延長でもヨキッチが8点を奪いました。マレーが42点を取り、ヨキッチがトリプルダブルを達成した夜に、ナゲッツはようやく勝ちを手にしました。
ペリカンズは前半に成功率65.9%で73点を挙げ、ナゲッツの守備を崩しました。第3Q終了時点でも19点のビハインドがあり、本来なら敗戦が濃厚な展開です。それでもナゲッツは第4Qに3ポイントとダンクで流れを引き戻しました。前半だけで73点を許した守備は、修正が必要な課題です。ジョンソンとディアロが戻るまで、ナゲッツは2人のスターに頼る展開が続きます。ただし23点差を覆せるチームは、シーズン序盤の苦しい時期を乗り切る力を持っています。ヨキッチの存在がある限り、ナゲッツは今季も優勝争いの中心にいます。

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