ケイトリン・クラーク

『それでもすばらしい』——クラークが認めたヴァルキリーズの優勝と、2030年18球団への号砲

 

ケイトリン・クラーク(フィーバー)が、ゴールデンステイト・ヴァルキリーズのWNBA初優勝を「それでもすばらしいこと」と認めました。語ったのはポッドキャスト「Not Gonna Lie with Kylie Kelce」です。自らのシーズンが1回戦で終わった立場から、創設2年目で頂点に立った球団に祝福を送りました。さらにGood Morning Americaの投稿では、2030年までにリーグが18球団になるとの見通しも口にしています。

創設2年目の優勝にクラークが贈った言葉

ClutchPointsによると、クラークはファイナルに進んだこと自体が勝利だと位置づけ、「拡張チームでそんな期待を背負える球団は多くありません」と述べました。優勝については、自分がプレーしていない立場で「それを好きかと言われれば」と前置きしたうえで、「それでもすばらしいこと。彼女たちにとって良いことです」と語りました。悔しさを隠さず、それでも相手を認める言葉でした。

Yahoo Sportsに転載されたEssentiallySportsの記事によると、クラークはGood Morning Americaの投稿でヘッドコーチのナタリー・ナカセと球団の仕事ぶりにも触れています。初代の選手たちで創設2年目に優勝したことを評価し、「彼女たちが今年やってのけたことは、本当にすばらしいものでした」と述べました。ヴァルキリーズは第7戦でドリームを68-63で破り、ウィリアムズがファイナルMVPに選ばれています。

ラコブ氏の「5年以内」宣言と、3年早い達成

ヴァルキリーズのオーナー、ジョー・ラコブ氏は数年前、球団創設から5年以内に優勝すると公言していました。クラークはこの約束をポッドキャストで自ら思い起こしています。期限は5年でしたが、実際に優勝を手にしたのは創設から2年目で、約束より3年早い到達です。EssentiallySportsによると、創設からこれほど短期間で優勝した北米の主要スポーツチームは過去にありません。

一方のフィーバーは、1回戦でラスベガスに敗れてシーズンを終えました。その後、GMのアンバー・コックスが解任され、社長のケリー・クラウスコフが退任しています。同じ拡張期の波に乗る球団でも、ヴァルキリーズは優勝、フィーバーは首脳陣の総入れ替えと、明暗がはっきり分かれました。クラークの「それでも」には、この落差を間近で見た当事者の実感が込もっています。

クラークが描く2030年のリーグ像と、フィーバーの来季

クラークは「私たちはまだ可能性の入口に立っているだけで、2030年までには18球団になると思います」と語りました。数字はこの見立てを支えています。EssentiallySportsによると、2026年のレギュラーシーズンは全米ネットワークで9000万人を超えるユニークな視聴者を集め、100万人以上が視聴した中継は51試合と、2025年の19試合から2倍以上に増えました。ファイナル第7戦はプレーオフ史上最多の330万人が視聴しています。

球団数の拡大も進んでいます。2025年にヴァルキリーズが加わって13球団となり、2026年はポートランドとトロントが参入して15球団です。クリーブランド、デトロイト、フィラデルフィアが続く予定で、これが実現すれば2030年に18球団になります。クラークの予言は、すでに決まっている参入計画をなぞったものです。

クラーク本人にとっての焦点は、来季のフィーバーがヴァルキリーズの速度にどこまで近づけるかです。24歳のクラークは、首脳陣の入れ替わった組織で、創設3年目に優勝した球団と同じ土俵で比較されます。ヴァルキリーズが示した「創設2年で頂点」という基準は、18球団時代に入るリーグ全体の物差しとなり、フィーバーはその最初の比較対象になります。

引用:https://clutchpoints.com/wnba/indiana-fever/fever-news-caitlin-clark-breaks-silence-valkyries-wnba-title-begrudgingly-awesome-admission

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