ダラス・ウィングスのペイジ・ベッカーズが、2026年のドーン・スタリー・コミュニティ・リーダーシップ賞に選ばれました。WNBAは11月5日にこの受賞を発表しました。2年目のシーズンを終えたベッカーズが、コートの外での活動でリーグから評価されました。
受賞を決めたミネソタとダラスでの活動
WNBAの発表によると、ベッカーズは地元ミネソタで複数の取り組みを行いました。ゲータレードと協力し、自身が子どもの頃にプレーしたコートを改修しました。学生アスリートのメンタルヘルスや学習を支援する非営利団体のアスレチック・コミテッド・エンライテンド・スカラーズには、2万5000ドルを寄付しました。ミネトンカでは、中高生の女子95人を招いた無料のバスケットボールキャンプも開きました。
ミネソタ州ホプキンスでは、フードサービスの支援団体グッダーと組み、ホプキンス・ウェスト・ジュニアハイスクールに無料の食料品店を設けました。ホプキンス教育財団にも5万ドルを寄付しています。
ダラスでは、スペシャルオリンピックス北テキサスとのユニファイドゲームに参加しました。ウィングスのドリームチームに所属する地元の選手12人の契約記念イベントではメンターを務め、オールガールズ・サマーキャンプにも顔を出しました。ウィングス・コミュニティ財団には直筆サイン入りの記念品を提供し、同財団の5周年イベント「キックス・フォー・ア・コーズ」を支えました。このイベントの収益は12万ドルを超えました。
ベッカーズは「私はそれを次の世代に返すために、自分のプラットフォームを使って機会をつくりたい」と語りました。ドーン・スタリー本人は「ペイジ・ベッカーズは、私の名を冠したこの賞が表す精神そのものを体現している」と述べています。ウィングスのヘッドコーチ、フェルナンデスは「ペイジ・ベッカーズはコートの内外でリーダーシップの真の意味を体現している」と評しました。
過去の受賞者と並ぶ位置づけ
この賞は2008年に創設され、スタリーの精神、リーダーシップ、慈善活動、競技への愛を体現する現役選手に贈られます。選考はWNBAとNBAの関係者による委員会が担当します。直近の受賞者は2025年のティナ・チャールズ(コネティカット・サン)で、2023年はケルシー・ミッチェル(インディアナ・フィーバー)、2022年はベトニジャ・レイニー(ニューヨーク・リバティ)が受賞しています。
ウィングスの選手としては、2018年のスカイラー・ディギンズ以来の受賞です。ディギンズからベッカーズへ、ダラスの看板選手が社会貢献でも先頭に立つ流れがつながりました。
受賞に伴い、WNBAはベッカーズが選んだ非営利団体グッド・スポーツに1万ドルを寄付します。グッド・スポーツは、支援が必要な地域の子どもたちにスポーツ用品、ウェア、シューズを届ける団体です。ベッカーズの名前で、新たな道具が子どもたちの手に渡ります。
ベッカーズが示した選手像の更新
ベッカーズの寄付は、金額だけで見ても2万5000ドルと5万ドルの二本立てです。ただ、数字以上に目を引くのは活動の設計です。子どもの頃にプレーしたコートの改修、ホプキンスのジュニアハイスクールの食料支援、95人の女子を集めるキャンプと、ミネソタの地域に直接投資する形をそろえています。ダラスでは地元の小中高生との接点を持ち、ミネソタとテキサスの両方で活動の軸を持ちました。
2008年に始まった賞の受賞者に、2年目の選手が名を連ねた事実は重いものです。ベッカーズは競技成績と社会貢献の両面でWNBAの次世代を引っ張る存在になりました。
引用:https://www.wnba.com/news/paige-bueckers-2026-dawn-staley-community-leadership-award

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