2026年のAT&T WNBAオールスターゲームに向けて、先発出場する10人が発表されました。インディアナ・フィーバーからはケイトリン・クラーク、アリーヤ・ボストン、ケルシー・ミッチェルの3人がそろって名を連ね、ラスベガス・エーシズのエイジャ・ウィルソン、ニューヨーク・リバティのブレアナ・スチュワートといった歴代MVP級のスターも順当に選出されました。その一方で、今季も上位を走ってきたアトランタ・ドリームからは1人も先発に入らず、発表直後から大きな議論を呼んでいます。フィーバーから3人が先発という数字は、リーグの人気と実力の中心がインディアナへと移りつつある現実を、はっきりと突きつけたように感じます。
先発はガード陣が豪華、フィーバーから3人が名を連ねる
まずは先発10人の顔ぶれを整理します。ガードはクラーク、ミッチェル、ベッカーズ(ダラス・ウィングス)、そしてミネソタ・リンクスのルーキー、オリビア・マイルズ。フロントコートはボストン、ウィルソン、スチュワート、ジェシカ・シェパード(ウィングス)、ナターシャ・ハワード(リンクス)、ギャビー・ウィリアムズ(ゴールデンステート・バルキリーズ)という構成です。選出はファン投票が50%、現役選手による投票と有識者メディアパネルがそれぞれ25%の比率で決まります。ファン投票の第2回中間発表では、ボストンが683,996票、クラークが670,510票でワンツーを占め、フィーバー人気の圧倒的な強さを改めて示しました。ルーキーのマイルズも397,080票を集め、唯一の1年目先発として堂々の選出です。
リーグ30周年、先発の顔ぶれが語る勢力図の変化
今季はWNBA創設30周年のメモリアルイヤーにあたります。オールスターも特別仕様となり、従来のキャプテン指名方式ではなく、レジェンドのシンシア・クーパーとテレサ・ウェザースプーンが名誉GMを務め、22人のオールスターの中からドラフト形式でチームを編成する新方式が採用されました。個人に目を向ければ、ウィルソンとスチュワートはともに8度目のオールスター選出となり、長年リーグを支えてきた実績が際立ちます。対照的に、有力ルーキーのマイルズが1年目にして先発入りした事実は、世代交代の速さを物語ります。なお、ドリームのアンジェル・リースやライン・ハワードが先発から漏れた件については、リースが「侮辱的だ」と不満を口にするなど、こちらも別の大きな論点になっています。
主役はインディアナか、それとも実力者か
ここからの焦点は、7月25日の本番でどんな化学反応が生まれるかです。人気で群を抜くクラーク、実力で頂点に立つウィルソン、勢いに乗るルーキーのマイルズと、物語の軸になり得る顔ぶれが一気にそろいました。ドラフト方式である以上、2人の名誉GMがどの順番で誰を指名するかも大きな見どころです。人気投票の順位と実際の指名順が食い違えば、それ自体が新たな話題を生むでしょう。個人的には、ファン投票と選手投票で評価が割れたクラークが、本番でどんなプレーを見せて“数字以外”の説得力を示すのかに注目しています。30周年という節目だからこそ、単なるお祭りでは終わらない一戦になりそうです。
試合日程・観戦情報
2026年のAT&T WNBAオールスターゲームは、7月25日(現地時間・土曜)にシカゴのユナイテッド・センターで開催されます。中継は米ABCで、東部時間の午後8時30分にティップオフの予定です。30周年の節目にふさわしい豪華な顔ぶれが集うだけに、日本のファンにとっても見逃せない一戦になりそうです。先発の裏で、控えメンバーとして誰が選ばれるのかにも引き続き注目していきたいところです。
引用:https://www.wnba.com/news/all-star-starters-2026

WNBA FAN BLOG運営者/バスケットボールジャーナリスト
WNBA・NBAをこよなく愛し、バスケットボール歴30年以上。特にWNBAの魅力を日本に広げるため、2025年5月に WNBA FAN BLOG をスタートしました。試合結果や選手情報だけでなく、独自の視点による戦術分析や選手インタビュー、海外ニュースの速報翻訳まで幅広くカバーしています。
現在、日本国内では数少ないWNBA専門メディアとして、最新ニュースをどこよりも速く正確にお届けすることをミッションにしています。
得意分野
試合分析・戦術解説
選手のデータ分析(EFF、PER など)
海外ニュース速報翻訳(英語 → 日本語)
サイト目標
日本最大の WNBA 情報ポータルサイト構築
日本のバスケットボールファンコミュニティ作り
関連 SNS アカウント
X(Twitter):@WNBAJAPAN
フォローしてWNBA の最新情報をキャッチしてください!





