ケイトリン・クラーク

「順位は5位、でも優勝候補は1位」──ESPNがクラークのフィーバーを本命指名、24%で王者エーシズ(23%)をかわす

 

WNBAはオールスターブレークを終え、シーズンはいよいよ後半戦へと突入します。そのタイミングでESPNアナリティクスが今季の優勝確率ランキングを公表し、大きな話題を呼んでいます。トップに立ったのは、レギュラーシーズンで5位に沈むケイトリン・クラーク擁するインディアナ・フィーバーでした。優勝確率24%で、王者ラスベガス・エーシズ(23%)をわずかに上回る堂々の1位です。順位と優勝候補評価の“ねじれ”に、ファンの間では早くも議論が沸き起こっています。第一印象を正直に言えば、これは奇をてらった数字ではありません。むしろフィーバーというチームの本当の実力を、データが素直に言い当てた結果だと感じます。

5位でも優勝確率トップ、その根拠となる数字

ESPNアナリティクスが示した優勝確率は、フィーバーの24%を筆頭に、エーシズ23%、ミネソタ・リンクス16%、ニューヨーク・リバティ15%、アトランタ・ドリーム13%と続きます。ここで注目したいのが、フィーバーの現在の戦績が17勝10敗でリーグ5位にとどまっている点です。首位のリンクスは22勝6敗、3位のエーシズも18勝8敗ですから、勝率だけを見ればフィーバーは明確に格下に映ります。それでも確率トップに評価される理由は、圧倒的な得点力にあります。フィーバーは1試合平均94.4得点でリーグ最多、3ポイント成功率37.7%もリーグトップという破格の攻撃力を誇ります。中心にいるクラークは平均21.0得点7.9アシスト3.8リバウンド。しかも出場時間はキャリア最少の29.2分に抑えられており、余力を残したうえでこの数字だという点が、他チームにとっては不気味に映るはずです。この報道は米ヤフースポーツでも大きく取り上げられ、関連する投稿は26万回以上閲覧されています(出典)。

昨季との比較で見える「伸びしろ」

この評価を過去と照らし合わせると、フィーバーの立ち位置の変化がよく分かります。昨季、クラークはポストシーズンを全休する事態に見舞われながら、それでもチームは2回戦まで勝ち上がりました。エースが不在でも一定の強さを示したわけで、今季そのクラークが健康な状態でプレーオフに入れるなら、上積みは計り知れません。今季の出場時間制限は、長引く背中の状態に配慮したチームの慎重な運用と見られています。裏を返せば、フィーバーは短期決戦に向けてエースを“温存”しながら勝ち星を積み上げているということです。開幕前から優勝候補の一角には挙げられていましたが、5位という現在地とのギャップは、シーズン中の故障者や連係を固める時間を差し引いて捉えるべきでしょう。

フィーバーは本当に頂点へ届くのか(独自考察)

ここからは筆者の見立てです。フィーバー最大の武器は、クラーク・ケルシー・ミッチェル・アリーヤ・ボストンという三本柱に、分厚いベンチが加わる総合力だと考えます。得点源が複数あるチームは、プレーオフの短期決戦で相手に的を絞らせません。特にミッチェルの得点力とボストンのインサイドは、クラークが徹底マークされる局面での“第二の矢”“第三の矢”になります。一方で、王者エーシズには4度のMVPに輝くエイジャ・ウィルソンが健在で、経験値と勝負強さでは一日の長があります。首位を走るリンクスの安定感も侮れません。24%と23%というわずかな差はほぼ誤差の範囲であり、結局はクラークの背中のコンディションがそのまま優勝の可否を左右する、というのが率直な見方です。健康なクラークがフルに戻れば、この数字はさらに跳ね上がるはずです。

後半戦の見どころと観戦情報

オールスターブレークが明け、ここからは一戦ごとの重みが増していきます。フィーバーが上位3チームとの直接対決でどれだけ勝ち星を伸ばし、順位を押し上げられるかが最初の焦点です。同時に、クラークの出場時間がどのタイミングで解放されるのかも要注目でしょう。優勝争いはフィーバー、エーシズ、リンクスの三つ巴に、リバティとドリームが割って入る構図です。プレーオフ本番に向けて、各チームの最新順位と対戦日程はWNBA公式サイトで随時更新されています。後半戦の主役が誰になるのか、目が離せません。

引用:https://sports.yahoo.com/articles/espn-names-caitlin-clark-indiana-023713612.html

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