ケビン・ガーネットが、ポッドキャスト「Out The Mud」でミネソタ・ティンバーウルブズへの本音を吐き出しました。ClutchPointsによると、ガーネットは背番号21の永久欠番をめぐり、球団が10年も待たせたことを強い言葉で批判しました。
ポッドキャストで飛び出した言葉
番組には元チームメートのザック・ランドルフとトニー・アレンが同席していました。永久欠番について尋ねられたガーネットは、彼らは10年も待たせたと語りました。ガーネットは強い言葉を交えて、球団への不満を隠しませんでした。その直後に「もう大丈夫だ」と続けました。
怒りだけを語ったわけではありません。ガーネットは、永久欠番を実現させたマーク・ローアとアレックス・ロドリゲスの両オーナーにも感謝を口にしています。ミネソタでは家族のように感じているとも話しました。
8月の声明とセルティクスでの前例
ウルブズは8月14日、2027年2月28日にターゲット・センターで背番号21を永久欠番にすると発表しました。その夜の対戦相手はセルティクスです。
当時のガーネットの声明は穏やかでした。「ミネソタは我が家です」と述べ、永久欠番は「次の章の始まりにすぎない」と語りました。「21番が永久欠番になることは永遠です」とも話しています。ローアとロドリゲスについては、球団の歴史に対する「エネルギー、ビジョン、敬意」に感謝しました。
ガーネットはすでに、セルティクスでも背番号5が2022年3月13日に永久欠番になっています。2008年にはセルティクスをNBAファイナルに導き、2010年には優勝まであと一歩に迫りました。キャリア通算は26,071得点で歴代23位、14,662リバウンドで9位、1,859スティールで19位、2,037ブロックで19位です。
リバウンドで歴代9位、ブロックで歴代19位という並びは、ガーネットが得点だけの選手ではなかったことを示しています。得点、リバウンド、スティール、ブロックのすべてで歴代20位前後に入る選手は、そう多くありません。ミネソタが永久欠番にするのは、そのキャリアの土台となった選手です。
8月の穏やかな声明と、ポッドキャストの荒い言葉には温度差があります。しかし両方に共通するのは、ミネソタへの帰属意識です。待たされた怒りを口にしながら、同じ口でオーナーに感謝し、ミネソタは家族だと語る。この矛盾こそがガーネットの本音です。
永久欠番の式典は、選手個人の栄誉であると同時に、球団とファンが過去と向き合う場でもあります。ガーネットが「待たされた」と感じた期間が長かったほど、式典に向けた期待は大きくなりました。ローアとロドリゲスが動いたことで、その期待が実現に変わったのは事実です。
ウルブズにとって、背番号21の永久欠番は過去の清算でもあります。ポッドキャストでガーネットが語った10年という時間は、ファンが待ち続けた時間でもあります。球団が日付を決め、相手がセルティクスと決まったことで、式典は具体的な形になりました。ガーネット本人も、発表時の声明で「ミネソタは我が家」と言い切っています。
2月28日の夜が持つ意味
ウルブズは今季、ラメロ・ボールをアンソニー・エドワーズの相棒として獲得しました。新しいバックコートが主役になるシーズンに、球団は最も大きな過去の象徴を式典で迎えます。
式典の相手が、ガーネットがかつて優勝を目指して戦ったセルティクスに決まった事実は、この物語の締めくくりとして強い意味を持ちます。ポッドキャストで漏れた本音は、永久欠番の価値を下げるものではありません。10年の空白があったからこそ、2月28日の21番は重みを増します。

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