ケイト・マーティン WNBAファンブログ

なぜケイト・マーティンはアンライバルドを去ったのか、空いた枠を埋めたのはバルキリーズの控え

 

アンライバルドは10月28日、ケイト・マーティンとの契約を双方合意のうえで解除したと発表しました。後任にはゴールデンステイト・バルキリーズの控えガードで、WNBAファイナルにも出場したケイトリン・チェンが1年契約で加わります。マーティンはこの冬、3on3リーグのコートに立ちません。2024年秋に創設メンバーの一人として契約したマーティンにとって、2026年の所属先は1シーズンで次々と変わりました。

1シーズンで3度変わったマーティンの所属先

Highpost Hoopsによると、マーティンはバルキリーズの開幕ロスターに入れませんでした。その後ロサンゼルス・スパークスで育成契約から通常契約に切り替わりましたが、約1か月後にウェイバーされました。続いてシカゴ・スカイと育成契約を結びましたが、出場は2試合にとどまりました。

海外ではブリーズBCでプレーし、1試合平均の出場時間は10分ほどでした。WNBAでも海外でも、安定した出場機会をつかめないまま2026年が終わりました。アンライバルドの契約解除は、その延長線上に置かれた出来事です。

スパークスで過ごした期間は約1か月、スカイで立ったコートはわずか2試合です。契約の形が育成契約と通常契約の間を行き来した事実は、どの球団もマーティンを主力の構想に入れなかったことを意味します。バルキリーズの開幕ロスターから漏れた時点で、2026年の流れは決まっていました。

2024年秋の契約から見えるマーティンの立ち位置

マーティンがアンライバルド入りを決めたのは2024年10月です。Front Office Sportsによると、当時はラスベガス・エーシズのルーキーで、30人で構成するリーグの27人目の契約選手でした。アイオワ大学でケイトリン・クラークと4シーズンをともにした仲で、2024年のドラフトではエーシズが全体18位で指名しました。本人はクラークを応援するために会場へ足を運んだだけで、指名は予想していなかったと語っています。

ルーキーイヤーの2024年は34試合に出場し、1試合平均11分で2点でした。アンライバルドは、WNBAで出場時間が限られる選手にも冬のコートを用意するリーグです。マーティンはその受け皿の恩恵を受けた一人でしたが、2026年はWNBAの出場機会がさらに減り、受け皿の側からも契約を解かれる形になりました。

後任のチェンが歩んだ回り道とマーティンの次の一手

チェンはドラフト3巡目で指名され、ルーキーイヤーは控えの一人にすぎませんでした。そのオフにはEuroLeagueのUSKプラハとアスレティクス・アンリミテッドでプレーし、アスレティクス・アンリミテッドでは高得点を挙げた試合が何度もありました。その後バルキリーズの控えポイントガードの座をつかみ、ファイナルのコートにも立ちました。海外と代替リーグで実績を積み、WNBAの舞台へ戻ってきた経路です。アンライバルドが選んだのは、この直近の実績でした。

Highpost Hoopsのエレイン・ブラムは、マーティンはWNBAでもアンライバルドでも勝負できる段階にまだ達していないと主張しています。そのうえで、海外契約を早く結んで現役生活を延ばし、あらためてWNBAの通常契約を狙うべきだと述べています。

2026年のマーティンは、所属先が変わるたびに出場時間が伸びませんでした。チェンの歩みが示すとおり、WNBAの枠を勝ち取る近道は、海外や代替リーグで毎試合コートに立ち、数字で評価を覆すことです。マーティンに必要なのは、出場時間を確保できる環境です。この冬の過ごし方が、2027年のWNBA復帰を左右します。

引用:Highpost Hoops

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