現地11月7日、ウォーリアーズは本拠地チェイス・センターでマジックを延長の末に126対119で下し、開幕0勝3敗から7連勝としました。主役はステフィン・カリーです。41点を挙げ、35歳を過ぎてからの40点超えゲームを通算16回に伸ばし、レブロン・ジェームズの15回を抜いて歴代単独1位に立ちました。
残り7分で17点、勝負を決めたカリーの終盤
ESPNによると、カリーの41点のうち17点は最後の7分間に集中しています。第4Q残り2分21秒からは12点を積み上げました。ロングの3ポイント2本、レイアップ、フリースロー2本、そして残り25秒に沈めた難しいランナーで、ウォーリアーズは2点のリードを奪いました。延長ではフローターを2本決め、フリースローも1本沈めました。
試合は簡単ではありませんでした。マジックは前半の16点ビハインドを消し、第4Qには6点のリードを握りました。ジャマル・ケインが残り2秒にタップインを決めて同点とし、試合は延長に入りました。
支えたのはカリーだけではありません。ルーキーのヤクセル・レンデボーグが23点を挙げ、延長ではウィング3ポイントで5点差に広げました。控えセンターのチャールズ・バッセイは延長最初の4点を奪い、流れを渡しませんでした。同点に追いつかれた直後の延長で、先に主導権を握ったのは控え選手たちの得点でした。カリーが延長でフローターとフリースローで決着をつける前に、土台を作ったのは彼らです。
77回目の40点超えと、1951年以来の連勝の物語
カリーの40点超えは通算77回目です。18年のキャリアのなかで、今季はまだ開幕から1か月の時点で2度目になります。35歳以降の16回という数字は、レブロンの15回、マイケル・ジョーダンの12回を上回る歴代最多です。ジョーダンの12回に4回、レブロンの15回に1回の差をつけた計算になり、35歳を超えたカリーのスコアリングは歴代の誰よりも長く続いています。
チームの記録も歴史的です。0勝3敗スタートのあとに7連勝を記録したチームは、NBA史上でウォーリアーズが2チーム目で、1950-51シーズンのボストン・セルティックス以来になります。
スティーブ・カー監督はカリーの長寿を「驚異的」と評しました。その秘訣を問われると「勤勉さ、そして良い遺伝子」と答えました。決勝点につながった終盤のシュートについては「あれは不可能なシュートだった。あれを決められる人間が世界にほかにいるかどうか分からない」と語りました。カリー本人は「怪我なども抱えながら積み上げてきた努力が報われて、とても誇らしい」と述べました。
開幕3連敗から7連勝、ウォーリアーズを動かす構図
この試合のカリーは、カー監督にシーズン最長のプレータイムを課されました。それでも最後の7分に17点、41点の4割超を集中させた事実は、体力面の不安を数字で打ち消しました。残り2分21秒からの12点は、勝敗を決めた区間そのものです。終盤に勝負を決めるエースがいて、レンデボーグとバッセイが脇を固める形が、7連勝の土台です。
マジックは2勝7敗で試合に入りながら、16点差を追いつき、第4Qに6点のリードまで奪いました。その相手を延長で振り切ったことが、ウォーリアーズの底力を示しています。開幕3連敗で崩れかけたシーズンは、カリーの終盤の決定力で立て直されました。ウォーリアーズは、カリーが40点を取る試合で勝ち切る力を備えたチームです。35歳を過ぎたカリーが歴代最多を更新し続ける限り、ウェスト上位争いの中心にウォーリアーズは居続けます。

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